降りしきる雨の中、年に１回のイベント「ふれあい鉄道フェスティバル」に参加してきました。

尾久駅に１１時に到着。駅の改札を出て右手裏にある構内トンネルを抜けて会場に入ります。トンネル出口近くでは、鉄道少年団の制服を着た子供達も整列していました。この鉄道少年団、１０〜１８歳で団の趣旨に賛同できれば誰でも入団可能なそうです。ボーイスカウトみたいでかっこよかったです。

いきなり、ＥＦ８１の三重連が展示されています。２台は北斗星用のEF81-82、EF81-85、残る１台がカシオペア用のEF81-92です。けいたろも「あれ、かしおぺあ！」と叫んでいました。

一方、屋根のある車庫の中には、ジョイフルトレイン「なごみ」が鎮座していました。全席グリーン車で、天皇陛下のお召列車の置き換え用として作られたものの、天皇陛下の「天皇専用列車を新しく作るのは経済的でない」との意向により団体専用列車となったそうです。じぱんぐ倶楽部会員用ツアーなどで使われているようですが、Ａｋｉｏはもちろん乗ったことはありません。

さらに奥に行く途中には、オハ４７形およびオハニ３６形の旧型客車と２０９系２０００番台（総武本線など房総方面の普通列車用車両）が鎮座しています。食事場所として開放されていましたが、雨ということもあり満席でした。

続いてＥ６５７系特急電車は、２０１２年春から走り始める常磐線新型特急（上野〜いわき間）に使われる車両です。この特急は現在走っている「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の後継で、やはり「ひたち」系列の名前になるそうです。

一番奥には、電気機関車が４台並んでいました。EF510-501は北斗星仕様、EF510-510はカシオペア仕様で、EF81の置き換えによりこちらが現役で北斗星、カシオペアを牽引している電気機関車になります。残る２台はEF81-81とEF65-1102でした。この４台は前後にいろいろヘッドマークをつけていて、「がんばろう日本！がんばろう東北！」「つなげよう日本」の大震災復興支援ヘッドマークの他に、「ゆうづる」「あけぼの」「北斗星トマムスキー」「はくつる」「北斗星」「カシオペア」のヘッドマークがありました。「ゆうづる」「はくつる」は既に廃止されたブルートレインで、「ゆうづる」が上野〜青森間を常磐線経由で、「はくつる」が上野〜青森を東北本線経由で走っていました。Ａｋｉｏは「ゆうづる」は１度乗ったことがありますが、「はくつる」は2002年まで走っていたものの乗る機会に恵まれませんでした（北斗星に乗ってたせいもありますが…）。

その脇には、カシオペア専用の予備電源車カヤ２７（１両しかありません）、転車台にはＤＤ５１が展示されていました。ＤＤ５１は転車台実演の予定でしたが、雨のせいで中止になっていたようです。

折り返していくと、片もち式道床掘削機MMJ-2003も展示されていました。枕木運搬・機関車・バラスト運搬と１台３役の保線車両ですが、初見なのと動いていないのでどんなふうに作業するのかはまったくわかりませんでした。

ここで列ができていたので見ると、レールスターに乗れるサービスをやっていました。自走式の「びゅんびゅん号」と足こぎ式の「すいすい号」です。保線作業時の作業員の移動用の車両です。しかし、なんてネーミングなんでしょう…。とはいえ、おもしろそうなので、けいたろと２人で「すいすい号」に乗ってみました。なかなかおもしろかったです。

高所作業用の「マジックボーイ」乗車イベントは雨で中止なのでパスして、テントに入ると「こども駅長撮影会」をやっていました。当然のごとく、けいたろに制服を着せて「はい、ポーズ」。

雨とはいえ、けいたろはこのイベント中は抱っこちゃんにもかかわらず歩き通したので、ご褒美に東京駅でプラレールの線路（複線曲線レール）を買ってあげてイベント終了しました。

ＥＦ８１（北斗星）	ジョイフルとれいん「なごみ」	ＥＦ８１（カシオペア）
２０９系２０００番台	Ｅ６５７系（常磐線新型特急）	ＥＦ５１０（がんばろう東北）
ＥＦ８１とＥＦ６５	カヤ２７（カシオペアの予備電源車）	ＤＤ５１と転車台
北斗星トマムスキーとはくつる	北斗星とカシオペア	片もち式道床掘削機MMJ-2003