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秋田駒ヶ岳・乳頭山

(2002/7/27〜28)


しんざん会の定例山行にゲスト参加して、秋田駒ヶ岳・乳頭山に行ってきました。

 

 

【 切符など】

「ふたりの北東北フリーきっぷ」

大人2名 44,000円

男女ペア(カップルでも夫婦でも不倫ペアでもOK)

が同一行程で旅行することが条件で、

田沢湖線(盛岡〜秋田)以北のJR東日本全線

特急普通指定席が乗り放題というおとくな切符です。

【旅程】

7/27

  6:52  東京駅発。秋田新幹線「こまち1号」
  9:51  田沢湖駅着。
 10:00  田沢湖駅前発。羽後交通バス(駒ヶ岳八合目行き)
 11:00  駒ヶ岳八合目着。
   八合目〜阿弥陀池〜女目岳山頂〜旧硫黄鉱山跡〜八合目
   (約3時間)
 14:50  駒ヶ岳八合目発
 15:20  田沢湖高原温泉着
   バスが1時間待ちのためタクシーによるピストン輸送で
   乳頭温泉郷の大釜温泉へ。大釜温泉泊      
7/28   6:00  大釜温泉発
   大釜温泉〜孫六温泉〜田代平〜乳頭山山頂(約3時間)
  9:00  乳頭山山頂着
   ここでしんざん会ご一行は千沼ヶ原に向かい、私たちは下山。
  9:45  乳頭山山頂発
   乳頭山山頂〜一本松温泉跡〜黒湯温泉(約1時間半)
 11:15  黒湯温泉着
   黒湯温泉、孫六温泉、蟹場温泉と温泉めぐり
 13:30  大釜温泉着
 16:00  大釜温泉発
 16:20  田沢湖駅着
 18:13  田沢湖駅発。秋田新幹線「こまち74号」
 21:24  東京駅着 


【7/27】

両親の所属する登山会「しんざん会」の定例山行「秋田駒ヶ岳&乳頭山」にゲスト参加。眠い目をこすりながら東京駅へ。2月の黒姫高原のときは切符を忘れててんやわんやだったので今回は両親に切符保管を委託し、東京駅で受け取りました。

新幹線は指定席のためしんざん会の皆さんもバラバラの席配置(号車もバラバラ)で田沢湖へ向かいました。寝坊しないように徹夜だったので2人とも座ったとたんに熟睡(^_^;)
気が付いたら田沢湖でした。

田沢湖からは羽後交通バスで駒ヶ岳八合目へ。夏期は途中から車の乗り入れが禁止されていて、バスでしか行けません。駒ヶ岳八合目から登りはじめ阿弥陀池を経て浄土平へほぼ1時間、コースタイムどおりの登山行でした。浄土平で昼食をとり、女目岳山頂を往復し、帰りは旧硫黄鉱山跡のザレたところや藪の狭間を抜けて八合目まで降りました。

八合目からは田沢湖高原温泉行きのバスで高原温泉まで。ここで乳頭温泉郷行きのバスに乗り換えなのですが、1時間待ちだったのでタクシーを捕まえてピストン輸送してもらいました(ピストン輸送の帰りにも客を乗せてくるあたりはさすがと思いました)。

この日は乳頭温泉郷の1つ、大釜温泉に宿泊。温泉の湯は乳白色で露天風呂もあり、ゆったりとつかりました。

秋田駒ヶ岳の風景

八合目から望む

旧硫黄鉱山跡 ハクサンシャクナゲ
片倉岳(赤土の広場) 女目岳山頂
(間に写っているのは…?)
ハクサンシャジン ニッコウキスゲ どっちがきれい? ミヤマリンドウ
阿弥陀池全景 チングルマ ウサギギク しんざん会の皆さんと


【7/28】

朝5時に起床。朝食のおにぎりをもらって6時に大釜温泉を出発。不要な荷物は宿におかせてもらってリュックを軽くして乳頭山登山に向かいました。

大釜温泉から孫六温泉に向かう「新・奥の細道」をとおり、孫六温泉の入口にある登山道に入りました。田代平までずっと登り続きですが、田代平からは高山植物に囲まれた木道を、花を見ながら歩きました。コースタイム2時間半のところを約3時間で山頂着。

しんざん会の皆さんは山頂から千沼ヶ原に向かうため、私たちとはいったんお別れ。私たちは山頂で食事をすませて9:45頃下山を開始しました。
同じコースを下山してもつまらないし、温泉巡りもしたかったので、今度は黒湯方面に向かいました。こちらのコースは階段だらけ。道もかなり荒れていて、ちょっと降りにくいコースでした。

途中で一本松温泉跡に立ち寄りました。先に下山していた男性ペアが温泉(もちろん露天風呂)につかっていましたが、ぬるくて長時間入っているのはつらいとの弁。私たちは入らずに手をつっこんだだけにしました。ところが妻は指輪をはずさずに温泉に手を突っ込んだため、銀が硫化して真っ黒け。どこへ行っても何かしてくれる愉快な人材です(^_^;)

一本松温泉跡からは沢を横断して進み、黒湯温泉へ。途中、先達川を渡る橋は狭く、私は平気でとっとと渡りましたが、そういうのが苦手な妻はみぃみぃ泣きながら子猫のごとくそろそろと渡ってきました。

乳頭山の風景
田代平から望む
秋田駒ヶ岳
モウセンゴケ 乳頭山山頂にて
(山賊風味)
一本松温泉跡

 

乳頭温泉郷では温泉巡りは原則として各湯で料金を支払いますが、宿泊した場合は宿泊先で1000円払えば各湯に入れます。それを知らず大釜温泉で買わずに出てきてしまいましたが、黒湯温泉の受け付けで便宜を図っていただき、1000円で温泉巡りできることになりました。

黒湯温泉は混浴の風呂に2人で入り、続いて先達川を越えて孫六温泉へ。ここの橋は広いので2人ともとっとこ渡り、孫六温泉ではそれぞれ温泉を楽しみました。露天風呂は川岸に面していますが、女湯からは黒湯から孫六に来る橋も見えるそうです(もちろん橋からも見える)。

孫六温泉の次は、いったん宿にリュックを預けて蟹場温泉へ。ここも一番奥にある混浴の露天風呂に入りました。大釜、黒湯、孫六と乳頭温泉の湯は乳白色だったのですが、ここの湯は透明でした。混浴とはいえ、入っていたのは妻以外はすべて男性でした。

蟹場温泉からふたたび大釜温泉に戻り、ゆっくりと湯につかって疲れをとっていると、しんざん会の皆さんも帰着。宿の中広間を借りてくつろぎ、16:00にタクシーに分乗して田沢湖駅へ向かいました。

田沢湖発の新幹線も17時台の指定がとれた人と18:13の人とばらばらなので、ここで解散。18:13組は駅から歩いて5分くらいのところ「宝風」というレストランで夕食をとりました。結構おいしかったです。

18:13に田沢湖駅を出発し、21:24に東京駅に着。両親とともに自宅に帰りました。


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