萬屋骨董品店

 

■□■あとがき■□■


 このお話は、他の物語と違ってかなり勢いまかせで書き上げた作品です。
 本当に、その場の思いつきで書きたいものだけ書いた感じですね。
 仔猫⇔子供とか、美人で性悪な店主とか、ロリコンのユニコーンとか(笑)。
 (ちなみに猫のモデルはアビシニアンvボクのお気に入りの猫種なのですv)
 ルー&デューには背景となる設定があるのですが敢えて描写はしていませんし、普段はわりと世界観なんかも決めてから物語を書き始めるのに今回はその辺も曖昧なままです。
 説明が足りなくて、独り善がりで不親切かなぁと思いつつ、でも説明台詞や堅苦しい解説が多いのもつまらないかなぁなんて考えてみたりして。
 そういう意味では、ちょっと実験作だったりもします。
 でもまぁ、本人が「書いてて楽しければ良いや」という気持ちでいますので、読んでくださった方も「あぁ楽しかった」って思ってもらえれば何よりです。
 一応短編の欄に区分してますけど、気分が乗ったり評判が良かったり(!)したら、またふらりとこの顔ぶれでお話を書いたりするかもしれません。
 その時は、呆れずにまたおつき合いくださいませ。

20011004 

■□■あとがき・2■□■


 短編小説、と銘打っておきながらあとがき第2弾です(笑)。
 前作のロリコンユニコーンに続いて、今回はファンシーフェチの豪快なお姉さま登場。
 「ノリ重視&楽しければOK」というコンセプトの割にはちょっぴりしんみりしてみたりもしてます。
 とはいえ、やっぱり面白い事が1番なのに変わりはありません。
 感想をお聞かせください。
 もしかしたら、第3弾がある――かもしれません。
 その時は、呆れずにまたおつき合いくださいませ(笑)。

20020405 

■□■あとがき・3■□■


 はい、懲りずにあとがき第3弾です(笑)。
 いい加減シリーズモノに格上げするべきかなぁ?と悩む今日この頃。
 今回のゲストは、笑顔が素敵で無敵なぼけぼけ大神官様と、財宝の守護者=漆黒のドラゴンです。大神官様の方は、いまいち消化不良の感が残ってますが。
 ルー&デューの背景設定に加えてこの出張編を書いてる内に生まれた(←如何に行き当たりばったりかがバレバレ(笑))サカキに関する謎も登場したこの「出張編」、あからさまに話が続いてます。
 この分だと短編とは呼べなくなりそうな気配が濃厚ですね(苦笑)。
 第4弾は…たぶん、形に出来る物語のストックがなくて困った時にでも、また。
 その時は、呆れずに(以下同文(笑))。

20021206 

■□■あとがき・4■□■


 あとがき第4弾です――最早何も言い訳はすまい(笑)。
 重い話を書いていると、反動で妙に書きたくなるんですよね、このシリーズ。
 えぇ、今回は「登場人物を増やしすぎる悪癖は直そう」という心意気の下、人間の新キャラは出さずにリサイクルする事にしました。
 そんな訳で、サヴァ再登場です。
 で、『萬屋〜』お約束の幻獣はカーバンクル。
 この子のヴィジュアルについては、前3作と違って完璧にボクの捏造なので本気で信じないでくださいね。何しろ、手許にちゃんとした描写のある資料がないもので(苦笑)。
 日記にも書きましたが、ボクが興味を持ってるあちらこちらの物事からいろいろ影響を受けつつ、趣味に突っ走ってみました(笑)。
 隠しテーマは「可愛い痴話喧嘩」だったのですが、その辺はあまり書けずじまいになってしまったような気がします。
 何はともあれ、全く本筋とは関係のないお話になったのは事実です(笑)。
 続きは、まぁ、そのうちに。
 (既に「もしかしたら」ではなくなってるらしい(笑))

20030629 

■□■あとがき・5■□■


 あとがき第5弾――というか、最終回。
 そんな訳で、萬屋シリーズ最終話です。
 シリーズ開始当初からあったルーとデューの背景、連載途中で派生したサカキの謎、このふたつを書き終えた時点で萬屋シリーズは一応完結です。
 ボク自身がアンハッピーエンドが苦手なのでラストは落ち着くところに落ち着いた感じですが、彼等の秘密には驚いていただけてたら良いなぁと思います。
 シリーズ完結とは言っても、「一応」と銘打っている通り非常に動かしやすい――というか暴走気味な彼等の事ですので、季節モノの企画などでこっそり顔を出す事もあるかもしれませんが(笑)。
 何はともあれ、最後までお付き合いありがとうございました。

20041219 

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