***COLOR***
――彩花奇譚。
文字通り、彩りと花の物語です。
1年間、毎月その季節に用いられる襲ねの色目の中から花の名前のついたものを選び、その花にまつわる言い伝えや花言葉に由来するお話を書いていきたいなぁと思ってます。
ちなみに襲ねの色目とは主に着物の襟や袖などに覗かせる色彩の組み合わせの事です。
とはいえ使われる色については諸説あって、しかも家系毎に違ってたりもするので個人的にボクが気に入った取り合わせにしてますし、季節もあまり厳密に採用してはいませんが。
コンセプトに合わせて和物系で統一しようかとも考えたのですが、時代考証やら何やらが面倒だったので(笑)、舞台はいろいろになる予定。
空想非科学小説書き見習いのボクらしく、ちょっぴり不思議なお話が集まる事でしょう。
楽しんでいただければ幸いです。
…ところで、このページに気づく人、いるのかなぁ(笑)。
↑なぁんてコトを呟いておきながら、懲りずに追加(笑)。
今のところ、発見の報告は皆無なんですけどねぇ(笑)。
今回は、各月の襲ねの式目の名前と、色の組み合わせについての予告編です。
1月・椿 蘇芳×紅 2月・梅 白×紅 3月・菫 紫×薄紫
4月・桜 白×赤 5月・山吹 朽葉×黄 6月・杜若 二藍×青
7月・橘 橙×黄 8月・撫子 紅×青 9月・月草 縹×浅縹
10月・女郎花 黄×緑 11月・竜胆 蘇芳×縹 12月・待雪草 白×青
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既にページデザインは済ませてあるのですが、最も兇悪なのが8月の『撫子』と11月の『竜胆』でしょう。
他は似た系統の色彩の組み合わせなのに対して、この月だけは「正気か、おい(汗)」っていうようなコントラストになるんですよ(笑)。
ブラウザ安全色に拘ってる所為も多少はあるのかもしれませんけど、とにかくスゴイです。
ところで、このシリーズ。
実は恋愛掌編集なのか?という疑問がボクの中に生まれつつあります。
『椿』を恋愛モノと呼んで良いかどうかはともかく、現在プロットが上がっている分はどれも一組の男女にスポットが当たってるんですよね。
厳密に「恋愛」には限定できなくても、彼の彼女への想い、彼女の彼への想いっていうのが、常にどこかに潜んでいる、というか…。
書いてる本人はかなり重度の恋愛オンチなのに、どうしてでしょうね?(笑)
シリーズラストにはこのページも更新される筈だと思われた方、大当たりです(笑)。
まずは、各月のお話へのコメント&花言葉など。
椿:ひかえめな美徳
何となく、椿=和服の女の子のイメージで。ちょっぴりファンタジー風味?
梅:忠実、気品
深々としたせつなさを描きたかったのに情感不足になってしまって、ちょっと悔しい出来に(涙)。
菫:誠実、ひかえめ
このお話は、解る人にだけ解るお遊びです(笑)。ボク自身も単純に楽しかったですね(笑)。
桜:精神美、優れた美人
初心に帰ってファンタジーっぽさを目指して、挫折したお話(苦笑)。個人的には夜桜の方が好きかな?
山吹:気品
ちょっと悩みつつ、幸せの形はひとつではないのだと伝わる事を願ってUPしたお話。
杜若:幸運は必ず来る
この辺りからテーマに合ったお話を考えるのにかなり苦心してます(苦笑)。
橘:寛大、純粋、愛らしさ
何故だか妙に甘々ほのぼの(笑)。可愛げのある幸せなお話が書きたかったらしいです(笑)。
撫子:純粋な愛、無邪気
「大和撫子」が頭から離れずシリーズ内のタブー(登場人物の名前を出さない)を破る事に(苦笑)。
月草:懐かしい関係
最初の本棚の片付けの件はボクの体験談です(笑)。結婚ネタ第2弾。色の組み合わせがお気に入りv
女郎花:儚い恋
なかなか物語が決まらなかった割に書き始めたら思いの外長くなりました。ちょっと時代不明かも。
竜胆:哀しんでいる貴方を愛する
花言葉を知った時に浮かんだ光景から。思うところはいろいろあるけど、基本は戦争・テロ反対。
待雪草:希望、慰め
実は、COLORシリーズで1番最初に思い浮かんだお話。シリーズを始めるきっかけの物語です。
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月一更新のこのシリーズ、思いのほか首絞め企画になりました(笑)。
この企画を思い立った時点でストーリーやテーマが決まっていたのは「椿」「梅」「待雪草」の3作、途中で決まった「山吹」を入れても3分の1だけで、残りはその月も後半に入ってから一週間くらいで構想〜執筆という状態でした(苦笑)。
しかも、その間に連載や突発短編があり、スランプがあり(ってこれはいつも?(笑))、休日出勤(ムカ)があり…。
でも、まあ、終わってみれば面白かったし、勉強にもなったのかなぁなんて思います。
あとは、読んでくださった方も楽しんでいただければ幸せv
何はともあれ、長らくのお付き合い、ありがとうございました。

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