鑑 賞 日 | 98年11月22日 |
曲 目 | チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64 |
演 奏 | 指揮者:カラヤン オーケストラ :ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
レーベル | ドイツ・グラモフォン(1975年録音) |
私がクラッシック音楽を好きになることを決定的にしたのがこの曲だと思います.実家には同じカラヤンでウイーンフィルの組み合わせのLPがあり,正月のはじめに聞く曲をこの曲にしていた時期がありました.また,CDプレーヤを買ったときに最初に買ったCDもこの曲でした.ホームページではじめに紹介する曲もやはりこの曲です.この曲のCDは何枚か持っていますし,コンサートにも行きますが,私はカラヤンの演奏が好きです.確かカラヤンはこの曲を5,6回録音していたと思いますので,きっと好きな曲であったに違いないと思います.カラヤンの演奏はなにか訴えてきますし,エネルギーを感じます. この曲の一番よいところは,聞き終わった後,なにか元気がでてくるところ,満足感が得られるところです.第1楽章は運命の主題が暗く演奏されて始まります.第2楽章は美しい旋律で,何かあこがれているものに向かって手を伸ばしているのになかなか手に入れられないような気分にさせられます.(勝手な解釈です.)第3楽章はワルツです.ちょっとホットさせられる部分です.運命の主題はワルツになって顔を出します.そして第4楽章のフィナーレではブラスで鳴り響く運命の主題は,もはや苦悩ではなくて勝利の行進のように聞こえます.明快な一曲です.ドラマチックです. |
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