AthlonXP(Barton)をモバイル化して、ソフトウェアで倍率を変更してみました。

今更ながら中古のAthlonXP(Barton) 2500+をソフマップの中古コーナーで入手しました。(2480円)
AthlonXP ThoroughbredやBartonはモバイル化することにより、ソフトウェアで倍率が変更できます。
但し、定格倍率が上限となるため、上限倍率も解除しました。
デスクトップ版のAtlonXPはモバイル化、上限倍率の解除共にL5をクローズすることにより可能です。
モバイル版のAthlonXP-Mは最初からモバイル化の端子はクローズされています。
通常はカットされている溝をコンダクティブペンで埋めるのですが、私の購入したAthlonXPは5年以上経った中古ですので、カットされた溝の内部が酸化しているのか、溝を埋めてもまったくクローズできませんでした。(5回くらいやり直したのですがダメでした)
そこで、最後の手段として溝を挟んだ2つのパターンをニードルで削ってパターンをむき出しにした後に、コンダクティブペンで繋ぎました。
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今回使用したBartonコアのAthlonXPです。 ロット番号や製造週です。2004年18週なのでちょうど5年前ですね。 これがL5です。1がモバイル化の端子、その右隣の2が上限解除の端子です。
このニードルで表面を削りました。 ニードルの先端もこの大きさです。かなり難しい作業となりました。削った画像は撮り忘れました(泣) どちらもGNDに落とすので2つが引っ付いても問題ありません。何度も挑戦し諦めかけたときに奇跡が起きました。
CrystalCPUIDで見てみました。CPU NameがAMD Mobile Athlon XP-Mとなっています。PowerNow!C'n'Qも表示されました。Originalの倍率も24.00と表示され定格の上限倍率が解除されています。 さてどこまでクロックアップできるか試してみました。まずは2800+相当の12xです。
結局、定格の1.65Vで3200+相当の14x(現在これで常用中)で動作しました。15xは数秒でリブートしてしまいましたが電圧を上げれば動作しそうです。


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