ディテールチェック
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「ローハイトミニバン」と呼ばれる、全高を抑えて走行性能を重視
したタイプであるプレサージュは、サイドビューもスポーティ。
ただし全長はととても長く、取り回しには気を使うので、購入を検討
している人は実車の確認を忘れずに。
写真は社外のアルミホイールが装着されています。またライダー
ですので、標準車より車高が約20mm下げられています。そのせい
か、乗り心地はややハード。運転者はともかく、二列目以降の乗員
には不評ですので、多人数乗車時はスムーズな運転を心がけま
しょう(笑)。 |
マイチェンで大きく変わったヘッドライト周り。
「ムラーノ顔」と評されることも多いですが、ボンネット形状まで
変更して大手術した成果、スポーティかつ端正にイメージチェンジ
を果たしています。250XL以上はキセノンヘッドランプ標準装備。
ライダーは通常の「ライダー」と「ライダーS」が存在します。
写真は後者でメッキグリルはスモーク仕上げでスポーティ志向。
通常の「ライダー」は通常のメッキで、こちらは高級感をアピール
しています。 |
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リアビューはマイチェン前と大きく変わっていません。大型リア
スポイラーとクリアタイプリアコンビランプはライダー装備ですが、
ディーラーオプションでも用意されています。なお、バンパー及び
マフラーはライダー専用装備です。
細かいトリビアですが、標準車(ハイウェイスター含む)はリア
ゲート下部に「2.5」や「3.5」の排気量表示が入りますが、
ライダーは専用ロゴが入るため、排気量表示が入りません。
「あの排気量表示がイヤ!」と言う人は、ライダーをチョイスする
のも手ですね(^o^)/ |
大型リアスポイラーとクリアタイプリアコンビランプは、ライダー
シリーズの定番装備。精悍さを醸し出すのが目的ですが、そろ
そろLEDテールランプを展開して欲しい!と思うのは私だけ?
ライダーに限らず、日産はLEDに消極的。いち早く採用したのは
同社(Y34グロリア)だったんですが、採用車はこのクラスの
車のみ。他社はコンパクトカークラスにも採用拡大中ですが…
頑張れ、日産! |
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コクピット周りはマイチェンで大きく変貌。センターメータを廃止
して、スポーティな3連メーターに変更し、使いづらいと不評だった
水平移動のシフトレバーも垂直移動タイプに変更。マイチェン前
の試乗は行ったことがないので比較はできませんが、後期型は
とても操作しやすくて好印象です。
フットブレーキはプッシュリリース式で、ハイウェイスターおよび
ライダーはアクセル&ブレーキペダルにアルミ加飾を施して、
スポーティさを主張。 |
スポーティな3連メーターは、左から燃料計/水温計・回転計・
速度計と並んでいます。イグニッションオン時は文字盤がうっすら
オレンジ色に光っており、視認性向上に一役買ってます。
センターメーターは視点移動が少ないというメリットがあります
が、弊害としてナビ画面の位置を上げづらい・年配者の方は焦点
が合わせづらいなどが挙げられ、トヨタ以外は採用に消極的。
プレサージュの場合は「ドライバーのパーソナル感を強調する」
ために廃止しましたが、やはりメーターはドライバーの前に鎮座
したほうが良い!と思うのは、クルマおたくの私だけ? |
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メーター配置変更に伴い、センタークラスターも大幅刷新。
オーソドックスな配置になりましたが、不評だったシフトレバーが
一般的な配置になり、非常に好印象です。
お陰でオーディオスペースは4DIN(!)もあり、カーオーディオ
にこだわる人には絶好の素材。因みにマイチェン前のオーディオ
は、メーカーオプション以外のものは装着できませんでした(爆)。
エアコンの操作パネルも、オーソドックスな3連ダイアル式に。
高級感は下がりますが、操作性は向上。運転中でも手探りで
調整できるため、個人的には良いと思います。 |
運転席右側に整然と並ぶスイッチ類。
上段はスライドドアスイッチ・リモコンウォークインスイッチ・ドア
ミラー調整スイッチ、下段は電動スライドドア操作制御用スイッチ・
プラズマクラスター切替スイッチなどが配置されています。
ドアミラー調整スイッチはパワーウィンドゥ操作スイッチと同じ
位置にあったほうが視点移動が少なく調整しやすいと思います。
しかし意外とプレサージュと同じインパネ部分に配置するクルマ
が多く、メーカー内でもばらつきがあります。
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パワーウィンドゥ操作スイッチは、一般的な配置。ドアインナー
パネルはモケット仕立てで上質なイメージ。インナードアハンドル
はキューブやマーチと共有パーツで、高級感に水を差す部分(爆)。
プレステージ・ミニバンですから、専用パーツを奢って貰いたかった
気がします…。
ドアの取っ手部分は微妙な隙間が設けられており、携帯電話など
の小さな小物を挟んでおくことができます。その下には開閉式の
マガジンラックがあり、ミニバンとしての機能を押さえています。 |
シートは一体成型タイプですが、同タイプにありがちな座りの
悪さを極力排した良質シートと言えるでしょう。
サイズはやや小ぶりで、平均的な日本人男性ならピッタリ、
180cmクラスの人はやや小さいと感じるかも。
角度調整式のアームレストが装備されていますので、ロング
ドライブも快適に過ごせます。 |
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セカンドシートはベンチタイプの3人乗りですが、左側シートは
サイドスライドが可能。シチュエーションに応じてキャプテンシート
に早変わりさせることができます。
(画像にマウスを合わせると、キャプテンタイプになります)
ベンチシートの状態では合法的に3人掛けが可能ですが、実際は
大人三人が並んで座るには窮屈。中央部分もアームレストやシート
ベルトのバックルがあって、座り心地は微妙…。大人一人+子供
二人というのがベストのようです。シート外側にもアームレストが
装備されているので、実に快適に過ごせます。
なお助手席側シートをスライドさせるとドアとの間に隙間ができ、
二列目を倒すことなく三列目にスムーズに乗降可能。完全ベンチ
タイプシート車との利便性の差は歴然です。
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サードシートは小ぶりで、大人が乗るには少々キツめ。
背もたれも低くて座面幅も狭いため、子供用と割り切ったほうが
良さそうです。ただしクッションは十分確保されていて、座り心地
自体は快適な部類。
なお、ヘッドレストは引き出さないと機能を発揮しないほど、
とっても低い位置。後方視界を確保するための処置だと思います
が、ヘッドレストだけでも大型化できないものか?
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運転席から後ろを覗いたときの視界はこんな感じ。サードシートの
背丈が低いので後方視界は良好で、セカンドシートがベンチ状態で
あればヘッドレストも視界を遮らず、概ね良好。クラウンを凌ぐ4,865
mmの全長ですが、後退に関してはさほど大きさを感じずに済むと
思います。ただし狭いところでの方向転換はかなり辛いですので、
車幅間隔をしっかり養ってから運転に臨みたいところです(爆)。 |
サードシートから前方への視界はこんな感じ。
シアターレイアウトを採用しており、さほど閉鎖感はありません。
なお撮影車はサンルーフ装着車ですので、非装着車に対して
天井の高さとエアコン吹き出し口の位置が異なります。
(非装着車のエアコン吹き出し口は室内中央にあります) |
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ラゲッジルームはボディサイズの割には狭く、乗員スペースを優先
した造りになっています。トノカバーを外して左にあるレバーを引くと
サードシートがスルスルと自動格納。更にそこからレバーを引くと、
助手席側セカンドシートの背もたれも格納されます。
ラゲッジ下には床下スペースがあり、通常は使わない洗車道具や
三角掲示板などをスマートに収納できます。 |
プレサージュはガラスハッチを全車装備。後方にリアゲートを
開けるスペースがない時や、上方に積載された荷物を取るのに
とっても重宝します。家族でキャンプや海水浴に行ってラゲッジ
一杯に荷物を積んだとき、この機能に恩恵を感じると思います。
なおガラスハッチを全開状態でリアゲートをオープンすると、
最上部で自動的にガラスハッチが閉まり、ガラスハッチの接触
や破損を抑止する機能が備わっています。 |
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撮影車両は3.5リットルエンジン車。V6ならではのスムーズな
フィーリングと、CVTによる滑らかな走りが特徴です。エンジン自体
はエルグランドに搭載されているものと同一で、231psを発揮。
排気量の割には数値が控えめな印象ですが、アクセルを踏み込む
と怒涛の加速を見せてくれます。
因みに2.5リットル車は直4エンジンで、ミッションも4ATとなり
ますが、トルク重視のセッティングと軽量なエンジン重量で、パフォ
ーマンス的には不自由を感じません。税率や使用ガソリンの違い
(3.5はハイオク仕様)で選ぶのが得策です。 |