ルリの想い
ナデシコのブリッジにて、ホシノ・ルリがオモイカネを操作している
「・・・ふう、これでよし・・・でも必要がないとみんないなくなっちゃうんだ・・・」
ルリはふと顔を上げて目の前にあるディスプレイにむかって話し掛けた。
「オモイカネ・・・みんなは何をしてるの?」
こう質問をしたときに誰かがブリッジにはいってきた。
「いやー、疲れたなー、とりあえず帰還の報告に・・・・・って、誰もいないのかー!!」
ガイは誰に言うともなく喋っているが、独り言というには大きすぎる声だった。
「ここにいますよ、そんなに大きな声を出さなくてもきこえてます。・・・ヤマダ・ジロウさん。」
ルリはコンピューターから目を離さずにガイの独り言に答えた。
「おー、何だそこに一人いたのか・・・んっ?いま、何て呼んだ?」
ガイは、今呼ばれた名に違和感を感じて聞き直したが、ルリルリはそのまま聞き返した。
「何しにきたんですか?・・・ヤマダ・ジロウさん。」
「とりあえず帰還の報告に・・・って、俺の名前はダイゴウジ・ガイだ!!」
ガイは、ブリッジの上から身を乗り出す様にしてルリルリに向かって叫んだ。
「でも、登録はこっちになってます。」
「ガイは魂につけられたなまえだ!!だからこの名前で呼んでくれ。」
「・・・・あほらし・・・」
ルリはガイの大きな声をかわすようにディスプレイの方に向き直り、また作業にはいりはじめた。
ガイはしばらくその作業を眺めていたが、何か疑問に感じたのかルリルリの横に来ていた。
「・・・・なんですか?」
横にいるガイにちょっとおどろいたのか、ルリは顔を上げていった。
「おまえ、ずっとこんなことしてておもしろいか?」
「これが私の仕事ですから・・・」
ルリはまたディスプレイの方に向き直って作業しながら答えた。
「そんなことでいいのか?おまえに熱く燃える物はないのか?たとえば、「ゲキガンガー」のビデオを観るとか・・・」
「それは、ヤマ・・ガイさんだけです。」
「たとえばの話だ!! お前の場合は・・・・わからん・・・」
ルリは考え込んでしまっているガイをながめていた。
「・・・・どうかしたんですか?いきなりうつむいて・・・」
「うう・・・ん、わからん・・・おまえの熱くなるものが・・・何かあるか・・・」
ガイはさらに考え込んでしまっていた。
<この人、なんでこんなことで悩んでるの?・・・わたしのことなのに・・・>
ルリは目の前で悩み込んでいるガイを観ていたが、なぜかそれがうれしかった。
そなとき、ガイが突然立ち上がった。
「あー!!もー、わからん!!」
「どっ・・・どうしたんですか・・イキナリ・・・」
ガイの突然の行動に、ルリはわけがわからずキョトンとした表情のまま動けなくなっていた。ガイは動けなくなっているルリの顔をみながら、
「おまえの熱くなるものはわからん!!・・・だがっ!! こんな所にずっといるのがお前にいいおもえん!!・・・そこでおれが、おまえの気分転換につきあってやる!!」
「はっ?!・・・なんでそうなるの? わたしはそんなこと頼んでませんけど・・・・」
ガイの、むちゃくちゃな話にルリはイマイチ現状を把握しきれていなかった。
「まあ、いいからいいから・・・ほらっ いくぞっ!!」
「えっ?!あっ・・・ちょっ・・・ちょっと、ヤマダさん・・・」
「だからっ!! 俺の名前はガイだっ!!」
ガイは、ルリの手をひいていっきにエステバリスの格納庫に方に向かって走り出した。
休憩する?ガイは、ルリを連れて自分のエステバリスに乗り込んでナデシコの外にでていた。
ルリは、コックピットから見える景色よりもガイの考えていることがわからず、考え込んでいた。
<なぜ、この人はこんなことをするんだろう・・・・。この人はさっきから私の考えとは違う答えを私にしめす・・・・わからない・・・・>
ルリが下を向いて考え込んでいると、ガイはそんな考えなど吹き飛ばすような声で話し掛けてきた。
「おじょうさん?そんな風に下を向いていちゃー、外の景色がみえないぞ・・・。それともなんだ、仕事途中でほっぽってきたのがそんなにきになるのか?!」
「ほっぽらかさしたのは、あなたのせいですよ・・・」
ルリは、考えながらガイに言った。するとガイは、一段と大きな声で言った。
「いつもいつもブリッジにいるのが、すべてじゃないだろう。たまにはこんな風に気分転換しなくちゃー・・・、お前くらいの子は特に・・・」
「・・・私くらいの子・・・・」
ルリは、ガイの言った言葉に疑問を感じた。
<・・・私くらいの子?・・・私と同じくらいの子は、どんなことをしてるの?・・・・私は他の子とはちがう・・・・どこが?・・・・なにが?・・・・>
「私くらいの子は、どんなことをしてるの?」
ルリは、今感じた疑問をガイに聞いてみた。
「えっ・・・どんな事って言われると・・・・うーん・・・子どもはみんなで遊んでんじゃないのか・・・まあ、お前みたいなマセたお子様はデートとかもするんじゃないか?・・・」
ガイは、からかうようにルリに向かって言った。
「・・・・デート・・・・」
<・・・デート・・・マセたお子様がする事?・・・大人がすること?・・・私みたいな子がする事?・・・>
ルリは、ガイの言っている事がわからなくなってきた。
「・・・・デート・・・デート・・・」
ルリは、頭の中に残っている言葉を繰り返してみた。それを聞いていたガイが、
「そんなにデートがしたいのか? わかった、それじゃあこれから俺がいいところに連れていってやる!! よしっ いくぞー!!」
「ちょっ・・・ちょっと・・・」
ルリはびっくりはしたが、だんだんガイの行動になれてきているのか、そんなに困惑してはいなかった。
「どーした? 俺とのデートじゃつまらないとでも思っているのか? だいじょーぶ・・・だいじょーぶ・・・まかせとけ!! アッハッハ・・・・!!」
ガイは、いつにもまして大きな声でいった。
「・・・・・ばか・・・」
ルリは、あきらめたように笑みを浮かべながら言った。しかし、ルリルリの頭にまた一つ新たな疑問が浮かんだ。
<・・・・あれっ? これ以上行ったらエステバリスが、ナデシコのエネルギー圏内から出ちゃう・・・・・>
しかし、ルリの疑問は次の瞬間頭の中から消えていた。
気がつくとルリとガイの乗ったエステバリスは、停止していた。
しかしルリは、ここに着くまでのことを思い出せないでいた。
「どうした? すっとぼけた顔して。 まだ眠いのか?」
「えっ? 私寝てたの・・・?」
「ああ・・・ あれからまた静かにしてるなーって思ってたら、いつのまにか寝てたじゃねーか。」
「・・・・そうですか・・・・」
ルリはガイの言った自分の行動が、いまいち信じられなかった。
<・・・わたし・・・寝てたの・・・こんなこと初めてだ。・・・・・・本当に?・・・本当に私は寝ていたんだろうか?・・・・・>
ルリが考えていると、ガイがエステバリスから降りて叫んだ。
「そんなこといつまでも考えていたって何にも何ないぞー。 それよりおりてこーい。すっげーぞー!!」
「えっ? 何がですか? ・・・・・あっ!!」
ルリはエステバリスから降りようと外に顔を出した瞬間、あまりの数に声を奪われた。そこには、ルリの背丈よりも大きなひまわりが見渡す限り一面に咲いていた。
ルリは、先ほどモニターで同じ景色を見ていたはずなのだが、現実のものは何かが違っているように感じた。
「どうだ、すげーだろっ?! ナデシコの中じゃーこいつは見ることはできねーぞ!」
「・・・・・・」
ルリは、目の前に広がる光景にすべてを奪われていた。
「おっ?! さすがのお嬢さんでもこの景色には心がうごいちゃってるのかい?」
ガイがあっけにとられているルリを見ながら、からかうように、しかし満足げに言った。
「そっ そんなことは・・・ この花・・・たしか・・ひまわり・・とか言う花でしたよね?」
ルリはガイに見透かされたのが少し悔しかったが、目の前の景色を見ていると不思議とそれ以上気にはならなかった。
「正解!! どうだ、すごいだろー?! ひまわりってのはなー、太陽に向かってどんどん伸びていって花だって太陽に向かって咲くんだぞ!!」
「太陽に向かって・・・・」
ルリは上を向いて太陽を見ようとしたが、まぶしくて直視はできなかった。
「ムリムリ・・・ 太陽と向かい合えるのはこのひまわりだけ。ましてや、いつも下を向いてコンピューターばっかいじっているおまえじゃー・・・」
ガイがまたからかうようにルリに言った。
「何が言いたいんですか・・・・」
ルリは、ガイの言ったことが気に障ったようで、いつもよりも大きな声で言った。
「おっ 元気が出てきたな。 そうやってたまには周りを見たり、怒ったり、笑ったりしなくちゃー。 下を向いて考えてるだけじゃ、何にもならないときもあるんだぜ!!」
ガイはルリのほうを見ながら笑顔を見せた。
「・・えっ・・・・・」
ルリは、自分の心が見透かされているのに驚いた。
「まっ そんなことは今日はもう忘れて、たっぷりとあそんでいこーぜ!! と、」
ガサガサ・・・
そのとき、目の前のひまわりが動いた。
「えっ? なんかいるんですか?」
「しっ 静かに・・・ 今日は結構早く会えるかもしれないな・・・」
ガイはルリに笑いかけながら言うと、音のしたほうに忍び寄っていった。
「なにがいるんですか?」
「静かに・・・ あいつはやたら逃げ足が速いから・・・」
ガイはルリの質問に
”あいつ”にちかずきながら答えた。 ”チュッ?!” ガサガサガサ・・・・・「アッ!! 気づかれた! こら、まてっ!!」
ガイは
”あいつ”を追いかけるようにして、ひまわりの中にはいっていってしまった。「あ、ちょっと・・ガイさん?!・・・・」
ルリもガイを追いかけて、ひまわりの中に入っていった。
ルリはガイの後を追ってひまわりの中に入っていったが、ガイを見失ってしまった。
「もう・・・ 何処に行っちゃったんだか・・・ でも・・こんなに花が咲いているのはじめて見た・・・。これはまるで花の迷路に迷い込んだみたい・・・・」
ルリは花に囲まれている自分が、花に捕らわれているかの様に感じてきた。
「エステバリスところに戻ってたほうがいいみたい・・・」
ルリはこの場にいるのが怖くなってきてるのを隠すかの様に自分の行動を誰に言うでもなく説明した。しかし、ルリはきた道を戻ったつもりだったがいくら周りを見回しても、一向に景色は変わらなかった。
「えっ?! 確かに私はきた道を戻ったはずなのに・・・」
ルリは自分の進んだ道が間違っていないことを、自分に言い聞かせるように言った。しかし、周りの景色は何処まで進もうと変わることは無かった。
「そんなはず・・・そんなはずないのに・・・ でも確かに今いる場所はさっきいた所と同じ景色・・・」
ルリはいくら進んでも変わらない景色のなかに閉じ込められていた。ただ、太陽の光とひまわりの花がルリをやさしく包み込んでいた。
「どうしよう・・・ このままじゃナデシコにもどれなくなっちゃう・・」
ルリはこの状況を何とかしようと考えていたが、もうどうにもならないこともわかっていた。そして周りの景色を眺めているうちに、だんだんどうでもよくなってきていた。
「ああ・・・ でも不思議・・・ ここにいるとすごく落ち着く・・・ まるで何かに包み込まれているよう・・・」
ルリはその場に座り込んで周りを眺めていた。ひまわりたちは、ルリにささやきかけるように風にゆれてサワサワと音をたてた。
「この感じ・・・ なんだろう・・・とても懐かしくて気持ち好い感じ。もう少しココにいよう・・・」
ルリは目を閉じていると、また風がひまわりたちを揺らし、サワサワと音をたてた。ルリはその音に耳を傾けていた。
ガサガサ・・・
どのくらいそうしていたのだろう、ルリは突然の音がして気がついた。
「なんだろう・・・」
ルリは音のしたほうに行き、茂みの中を覗き込んだ。
「チュッ?!」
ルリが覗き込んだ先には、黄色い物体がモゾモゾと動いていたが、ルリを見ると逃げ出そうとした。しかし、その動物は疲れていたのか動くことが出来なかった。
「どうしたんだろう? なんか疲れてるみたい・・・」
「キュゥゥゥ・・・」
その動物はその場にへたり込んでしまった。
「だいじょうぶかな?・・」
ルリが抱き上げると、その動物はルリに抱きついてきた。そしてそのままおとなしくなっていた。
「おまえは、ココに一人で住んでいるの? それとも、他の子達と一緒?」
ルリは彼に話し掛けたが、分かるはずもなくルリにじゃれ付いていた。
「って、聞いてもわからないか・・・」
ルリは彼を抱いたまま、そこに座りこんだ。
<私は今、何をしているんだろう・・・ こんなところまできて・・・ でも・・ここにいると心が安らぐ・・・まるで・・・?・・・ まるで・・・何なんだろう・・とても昔の記憶・・・とても懐かしく、楽しく、落ち着く・・・なんだろう・・・>
ルリは自分の気持ちをどう表現すれば好いのかわからなかった。
ガサガサ・・・・・
しばらく考えていると、目の前のひまわりがゆれてガイが出てきた。
「何だこんなとこに居たんかい?!」
ガイはルリを見つけていった。
「ガイさんこそいきなり茂みの中に行っちゃってなにをしていたんですか?」
「それは、ここにいる珍しい生きもん見せてやろーと思って・・・て、その手の中に居るのは・・・ 」
ガイはルリの手の中に居る生き物に、指を指して言った。
「それ、・・それどうしたんだ?! 」
ガイは驚いて声が裏返っていた。
「この子がどうかしたんですか?・・」
ルリはガイの動きを眺めながら言った。
「こいつだよ、さっき言った
”珍しい生きもん”ってやつは・・・すごいなお嬢ちゃん、俺があれだけ走り回っても捕まえられなかったのに・・・どうやって捕まえたんだ?」「どうやってって、普通に抱き上げたらなついてきたんですけど・・・ ガイさんみたく、力任せに捕まえようとはしませんでしたから。」
ルリは彼が疲れていた原因がガイだったとわかり、言葉がきつくなった。
「そんなに怒らなくても良いじゃないか・・・べつに襲おうとしたわけじゃないんだけど・・・」
「それじゃあ、何をしようとしたんですか?」
ルリは自分の感情をガイにがわかるほど、むきだしなのに驚いた。
「それは・・・・ これを付けてやろうとしたんだ・・・」
ガイはポケットから鈴のついた首輪を出した。それを見たルリはおもわずふきだした。
「これを・・ですか? ガイさんが? ・・・・ふふ・・あははは・・・」
ルリははじめはこらえていたが、我慢しきれずわらいだした。
「笑われると思ったから、先に捕まえて付けてから見せてやろうと思ったんだよ。・・・しかし・・お嬢ちゃんがこんな風に笑うのははじめて見るな。 どうだ、気持ちいいもんだろ?!」
「なっ・・何言ってんですか・・・からかわないでください・・・・」
ルリは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、ガイから顔をそむけた。
「アッハッハ・・・ そう照れるなって。そうだ、ついでにこれを付けてやってくれ。」
ルリはガイから首輪を渡されたが、つけるのはやめた。
「何で付けないんだ?」
ガイが聞くと、ルリは彼を下ろしながら答えた。
「良いんですよ。この子は誰のものでもない、このひまわり畑の見守り人なんですから。」
ルリは彼が去って行くのを見つめながら言った。
「それじゃ、そろそろ買えるか。」
ガイがそう言って歩き出した。ルリはガイの後を追いかけた。
「ガイさん、今日はありがとうございます。」
「えっ?! なんか言ったか?」
「いえ・・・ 何でも無いです・・・」
ルリはひまわりの先にある太陽を眺めながら言った。
「・・・ルリルリ?・・・・ねえ・・・ルリルリ?」
「う・・うん・・・? あれ?私、どうしてこんなとこにいるの?」
ルリは、気がつくとナデシコのブリッジのいつものところに居た。そして、横からはハルカ=ミナトがルリを覗き込んでいた。
「なぁに?って、ルリルリこんなところって、ここはブリッジに決まってんじゃない。こんなところで寝込んでいるとかぜひくわよ〜。でも、めずらし〜。ルリルリが居眠りしてるなんて・・・」
「え?・・・私、ココで寝てたの? 私はガイさんと一緒にいたんじゃ・・・」
ルリはわけがわからず、唖然としていた。するとハルカは笑いながら言った。
「ルリルリもしかして寝ぼけてるの? 珍しいこともあるもんね〜。しかも、ガイと一緒ってルリルリいったいどんな夢見てたの?」
ハルカは、自分の席に向かいながら、ルリに聞いた。
「夢だったの? でも・・・その割には全部覚えてる・・・・はっきりと・・・どうして?・・・」
ルリは、どうしても夢には思えないのか考え込んでいた。
<私がガイさんの夢を? そんなはずは・・・だって、夢だったらこんなにはっきり記憶に残ることはありえない・・・・ それに・・・私は、あの夢くらいしか見ないのに・・・>
「ねえ、ルリルリ〜・・・ お〜い、ルリちゃ〜ん?・・・ ルリ〜!!」
ルリは、ハルカが呼んでいるのに3回目でやっと気がついた。
「は、はい? どうしたんですか?」
「ルリルリ〜、さっきからどうしたの? ま〜だねぼけてんのぉ? 少し休んだほうがいいんじゃない。」
ハルカは、ルリの方に向き直って言った。
「え、 いえ、 それより何かあったんじゃないですか?」
ルリは、恥ずかしさを隠すように聞きなおした。
「あ〜、たいしたことじゃないんだけどね。この部屋の環境設定が
”ひまわり畑”になってんだけど、ルリルリがやったのかな〜って思って・・・ でもまさかルリルリがやるわけないよね〜・・・ でもそれじゃあだれがやったんだろ?・・・」「えっ? この部屋が・・・ もしかして・・・ そうか・・・」
ルリは答えがわかった。
「え〜? ルリルリ何か言った〜?」
ハルカは、ルリの言葉の意味がわからなかったのか、聞き取れなかったのか、ルリに聞きなおしてきた。
「あ、いや、それやったの私です。ごめんなさい。」
「別にあやまることじゃないわよ。でもね〜・・・ へ〜、今日は珍しいことが続くのね〜。」
ルリはハルカのそんな独り言を聞きながら、席から離れていた。
「ハルカさん、ちょっとここお願いしてもいいですか?」
「ええ、べつにかまわないわよ。どこかいくの?」
「はい、ちょっと気分転換に・・・」
ルリはそう言いながら、笑顔をみせた。
「オモイカネ・・・ありがとね・・・」
ブリッジの出口にむかいながらルリは呟いた。
〜みどりの湖〜
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