第59回菊花賞(G1)
6回京都2日
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武豊スペシャルウィークで鉄板 |
本紙予想自信度=A
【出走予定馬】
枠 番 | 馬 番 |
中穴血山や本 村の統崎な紙 直庄小光ぞ山 之司澤彦う口 |
馬 名 | 重量 | 騎手 |
1 | 1 | 注−−−△注 | カネトシガバナー | 57 | 秋山 |
---|---|---|---|---|---|
2 | −−−−−− | シンボリクラウン | 57 | 田中勝 | |
2 | 3 | −△◎−−△ | ミツルリュウホウ | 57 | 南井 |
4 | ▲−△−○△ | セイウンスカイ | 57 | 横山典 | |
3 | 5 | −−−−−− | コマンドスズカ | 57 | 上村 |
6 | −△−−−− | レオリュウホウ | 57 | 江田照 | |
4 | 7 | ◎△−−▲▲ | ダイワスペリアー | 57 | 蛯名 |
8 | △▲▲−△△ | ボールドエンペラー | 57 | 河内 | |
5 | 9 | −△△−△○ | キングヘイロー | 57 | 福永 |
10 | △△−−−− | シンコウシングラー | 57 | 四位 | |
6 | 11 | △◎−−−△ | メジロランバート | 57 | 吉田 |
12 | −−−−−− | テイオージャ | 57 | 藤田 | |
7 | 13 | −−−−−△ | タヤスメドウ | 57 | 土肥 |
14 | −−−−−△ | サンプレイス | 57 | 熊沢 | |
15 | −★△−△− | エモシオン | 57 | 松永幹 | |
8 | 16 | −−−−−− | エプソムダンディー | 57 | 池田 |
17 | ○○○−◎◎ | スペシャルウィーク | 57 | 武豊 | |
18 | −−−−−− | グリーンプレゼンス | 57 | 的場 |
☆枠順は主催者発表のもので確認してください。 |
[NEDOX競馬 本紙山口の見解]
天皇賞について弁解するつもりはない。あのアクシデントがあろうと
なかろうとオフサイドトラップが1着もしくは2着だったことは間違いない。
しかし、あのショックで静まり返ったスタンドに向かってガッツポーズを
した柴田善はどんなものだろうか。久々のGT勝ち
で嬉しい気持ちはわからないではない。当方のような予想家ならジョッキー
も勝負の世界と認識できるが、あのスタンドには普段競馬をやらない人達も
多くいたはずである。その人たちはどんな感想を受けたのだろうか。
まして、この不況のご時世。競馬とて例外ではなく、一時のブームからは
落ちているというのが現状である。この辺についてはいずれ機会をみて、また
述べてみたい。
さて、今週は菊花賞。ここは誰がなんといおうと
スペシャルウィーク本命だ。
とはいえ不安がないわけではない。まず17番という不利な位置、そして
休み明けできつい競馬を強いられた反動もないとはいえない。しかし、そんな
不安を吹き飛ばすだけの真の強さがこの馬にはある。
それが見えたのが前走である。不得手な馬場状態、そして休み明けという
ハンデがあったことに加え、かなり早めに速い脚を使いながら勝ったという事実。
最後までスペシャルを苦しめたキングヘイローは休み明けを一度使い、ロスのない
完璧な競馬をしていたのだから、その実力差は明白である。
いまいちスター性のないタイキシャトル、エアグルーヴ、メジロブライト。
サイレンスなき現在、競馬界を背負って立つのは、彼をおいてほかにはない。
問題は相手探し。かなり悩んだが相手本線にはキングヘイローを抜擢した。
道中さえ流れにのせれば走る馬。福永もダービーと前走で再三悔しい思いを
しており、今回は相当な覚悟で乗ってくるはず。もう一頭がダイワスペリアー。
前走はレオリュウホウにまんまとやられたが内から伸びてきた脚は見所が
あった。血統的背景、この中間の上昇度を考えると最も怖いのがこの馬である。
もし今回、スペシャルを負かすとすればこの馬だろう。
問題はセイウンスカイだが、どうしても長距離タイプには思えない。だが、
これまでの走りから一介の逃げ馬でないことは明白だし、今回の枠も有利。
消すことも考えたが、やはり抑えには買っておきたい。以下、印のとおり。
今年の菊花賞はスペシャルウィークで決まったかのようなムードだが、
はたしてどうだろうか。休み明けだったとはいえキングヘイローあたりと
好勝負を繰り広げているなら、他の馬にも付け入る隙はありそうだ(誤解
しないで欲しい、キングヘイローは好きな馬の一頭である。今回は消しだ
が)。
ということでダイワスペリアー◎。実績としては、条件戦でダートを2
勝しただけ。これだけ聞けばとても菊花賞で本命にできる馬ではない。し
かし春にはダービーでボールドエンペラーから半馬身差の3着、しかも皐
月賞馬セイウンスカイに先着している。前走のセントライト記念も休み明
けと道悪をものともせず2着に食いこんだ。これだけでも実力はトップク
ラスであることは明白だ。血統は、中長距離に抜群の適性を見せるリアル
シャダイ産駒でありこの舞台にぴったりである。脚質も、好位からいい脚
を長く使えるので大崩れすることもないだろう。ついでに鞍上が今期絶好
調の蛯名騎手とくれば、備えは万全だ。勝つかといわれると自身はないが
、2着は堅いと見る。
相手はやはりスペシャルウィーク。私の予想では、ほぼこの1点でいけ
ると思っているが、何が起こるかわからないのが競馬である。印をつけた
馬にもちょっとずつ流すことにしよう。
「役者が違う。スペシャルウィークの2冠確実!!」 本番が3000mなのにTRが2200mまでしかないので予想も結構むずかしい。 が、過去のデータから狙えないことはない。殆どは春のクラシック から夏休養して秋1〜2戦たたいたTR連対馬が実力上位。ただし、長距離戦だけに 人気薄のリアルシャダイ産駒などが突っ込んでくることもあり、 血統的背景も抑えておく必要ある。 まあ、今回はSウィークで堅いところですね・・・ データは以下のとおり。 【消しデータ】 ・秋緒戦(G1馬除く) ・京都新聞杯、セントライトを除く前走3着以下 ・前走条件戦 ・前3走とも4着以下 ・2000m以上で連対なし ・連対率3割未満 ・重賞で5着以内、オープン勝ち、3000m以上で連対のどれも実績がない馬 ・春以降2ヶ月以上の休養がなく使い詰め ・神戸新聞杯で重賞初勝利の馬 【1着馬データ】 ・3勝以上かつキャリア5〜12戦 ・前走 京都新聞杯なら6着内、かつ着差1秒内 ・前走 セントライトなら3着内 ・前走 それ以外なら連対 ・前走 オープン以下なら嵐山以外は通用しない ・秋2走していれば2走目は京都新聞杯または嵐山に出走 ・人気前2走とも5番人気内 ・4コーナーで6番手以内につけられる先行力がある ・当日馬体重変化±4kg以内(参考データ) 【連対馬データ】 ・前走2000m以上かつ2勝以上 ・秋以降1〜2戦消化 ・ダービー出走なら9着内 ・前走 京都新聞杯なら9着内 ・前走 それ以外なら3着内 ・重賞連対経験がなければ、重賞3着が2度以上あること。それ以外は消し! ・当日の人気一桁内(参考データ) 【おさえ馬データ】 ・前走TRで脚色のいい馬、かつ調教がいい馬!! ・2400m以上の長距離経験豊富な馬! 以上のデータより データを満たすのは Sウィーク、Sスカイの2頭 ◎スペシャルウィーク 実力は4歳No.1。スムーズに折り合えて最後は斬れる。文句なし。 能力をいかすには内々のグリーンベルトで折り合って直線イン強襲。 良馬場が理想。また、武豊は先週の天皇賞での悔しさをぶつけてくるはず。 インタビューでも強気な発言で2冠獲り最有力。 ○セイウンスカイ こいつもデータ満たすんだけどあまり好きじゃないから対抗評価。 横山典も気にいらん。ただ、前走は古馬G1馬相手に強い勝ち方したから ほっとけないですね。ゲートに入らないときがなぜか怖い。すんなり ゲート入りしたら以外とダメかも?? ▲ダイワスペリアー 馬体が充実一途。リアルシャダイ産駒なので・・距離大歓迎。 △キングヘイロー 福永にまた乗り替わり。う〜ん、岡部がよかったのにぃ・・ この馬はやっぱり中距離がよさそうな感じ3000mはつらいんじゃないかな。 △ボールドエンペラー △エモシオン △カネトシガバナー
(金持ちの方、読まなくて結構です。)
京都新聞杯に続き、メジロランバート本命。
その前走も期待通りの好走。
極端な上がりの競馬になると?だが、
今週の調教を見る限り、状態面の上積みも感じられ、
関係者もかなり前向きなコメントをしている。
もともと期待の大きかった馬で、ここで素質を一気に開花させる
可能性を秘めている。
血統的バックボーンも魅力で、晩成型であることは間違いない。
ダービー馬には敬意を払って対抗評価としたが、どんなものか?
91年のように武豊の運気が下がっていないといいが...。
天皇賞で大損された方、一気に回収するチャンスである。