さて今週からＧ�Tシリーズ突入である。第一弾のこのレースをゲットとし、 是非弾みをつけたいものである。

　本命はエリモエクセル。前走エオークスでは、好位を楽に追走し、直線で 的場が満を持して追い出すと矢のように伸び、上がり34.6という瞬発力を駆使 し、２着エアデジャヴーには１馬身半差をつけた。この時、正直ものが違うと いう印象を受けた。そして、あの差は詰まらない、そう見ている。

　こう書くとエアデジャヴーだって成長しているじゃないかという反論を受け そうだが、エクセルの成長ぶりも凄い。春当時と違い、速い追い切りを何本か けても馬体が減ることもなくなったし、何よりも馬体に幅が出てきた。

　では、一回使ったエアとの差をどう説明するかだが、エクセルはもともと 気性が勝ったタイプであり、休み明けというのは全く問題ないタイプである。 現に新馬戦では５馬身差の圧勝を演じている。

　相手は伏兵も多く難解であるが、やはりエアデジャヴーの安定度が上位。 オークスのワンツー再現濃厚が結論である。もう１頭怖いのが、エガオヲ ミセテである。気性に難があり、成績が安定しないが、スムースに走った 時は想像以上の粘りを発揮する。古馬相手のマーメイド３着なら、力的にも そう差はないはず。今回、内枠ということで逃げることも考えられ、ひょっ とすると一発があるかもしれない。

　ファレノプシスについてだが、この馬はマイルまでの方が一瞬のキレが 生かせるんではないか。2000�bなら差はないとおもうが、勝つまではない と見て、抑えの評価とする。以下は印のとおり。

　エアデジャヴー本命。春は追いこむ競馬で、桜花賞３着、オークス２着 と勝ちきれなかった。しかしオークス以来だった前走は、好位からの競馬 で完勝。無事に夏を越して成長が伺える。もともと堅実に走る馬だが、あ あいう競馬ができれば、より安定したレースができる。ここは堅軸と見る。

　相手は桜花賞馬ファレノプシス。オークスの３着は距離適性によるもの だろう。この距離なら存分に実力を発揮できるはずだ。しかも手綱を取る のは重賞５週連続Ｖの武豊騎手。エアにとっては怖い存在だ。

　オークス馬エリモエクセルは、ぶっつけでの本番となるのでかなり厳し いだろう。しかし十分乗り込んでいるようだし、実力は折り紙つき。やは り軽視はできない。

96年に新設されたばかりなのでデータはまだたたき台。 クラシック連対馬が秋緒戦を順調に勝っているので 人気2頭で決まっちゃう気もするが・・・・・

【連対データ】
1.キャリア4〜9戦
2.3勝以上、または連対率7割以上
3.年明け4〜7戦消化
4.G1経験あり、または重賞連対している
5.G1経験馬なら夏場に3ヶ月以上の休養をとっている
6.G1未経験馬は7月以降3戦消化まで
7.前走ローズなら4着以内、他の牝馬限定戦なら3着以内
8.前走芝1600〜2200mに出走

◎ファレノプシス
　ローズSは最後がきわどかったが順調な勝利。今回も堅軸だ。 切れ味を出すためにもできれば良馬場でやらせたい。
○エアデジャヴー
　前走は前々の競馬で成長がうかがえた。2着がお似合いなので対抗に・・
▲リワードニンファ
　よくわからないんだが、やっと本格化してきたイメージ。時計も早い。
△ビワグッドラック
　芝にかわっていい結果がでてるが、今回はどうかな。
×エリモエクセル
　最終追い切りでやっとよくなってきた。オークス馬だけに見切ることはできない。

最後に余談。
スポニチにも掲載してあったが、今週から一ヶ月間JRAから新しい金融商品が出される そうだ。
その名も「武豊の複勝」
武豊は今週末からG1レース4週にわたって
　秋華賞　　　ファレノプシス
　天皇賞秋　　サイレンススズカ
　菊花賞　　　スペシャルウィーク
　エリザベス　エアグルーヴ
と有力馬に乗ってくる。
不景気な今、一番安心な武豊銀行に預けるのが賢い選択なのである。 金利も10％はつくであろう。
さあ、今こそ財布のひもをゆるめ、コロがすのだ！！

（金持ちの方、読まなくて結構です。）

　いよいよＧＩが始まりますね。 トライアルを見る限り，春と戦力関係はあまり 変わっていないように思います。 上がり馬はリワードニンファくらいかなぁ。 問題はぶっつけのエリモエクセルですが，全く 無視はできないでしょう。

軸には堅実なエアデジャブーを指名！