関東メインレース展望
第43回有馬記念(G1)

5回中山8日
サラ系4歳以上、2500m 芝・右、
(混)馬齢、オープン

セイウンスカイを
捕まえるのは?

本紙予想自信度=B


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【出走予定馬】

                                                        


中穴血山や本
村の統崎な紙
直庄小光ぞ山
之司澤彦う口
馬   名 重量 騎手
△−−▲△−マチカネフクキタル57岡部
△△◎−−−グラスワンダー55的場
注▲○−注◎エアグルーヴ54武豊
−△−−−△ダイワオーシュウ57柴田善
△△−−△△ステイゴールド57熊沢
−−−−−★オフサイドトラップ56蛯名
−△−−−−オースミタイクーン56武幸
−−−−△−シルクジャスティス57安田康
−−−−−△サンライズフラッグ57河内
10◎◎△△◎注メジロブライト57横山典
11▲−▲◎○▲セイウンスカイ55佐藤
12−△−−−△ユーセイトップラン56福永
13△○−−−−キングヘイロー55岡部
14○−△−▲−メジロドーベル55吉田
15−−−−−−ビッグサンデー57高橋亮
16△△△○−○エモシオン55松永幹

☆枠順は主催者発表のもので確認してください。


◎○▲予想陣の見解▲○◎



 構造的問題を背景に消費マインドが低下し、戦後最大の深刻な局面となった今年の 国内経済。不況に強いと言われた競馬界もこの事態には例外とはいかず、競馬場入場者 数や一人当たり馬券購入単価の減少により、売上減となっている。一方、主要な国内の 出来事を見てみても、和歌山毒物カレー事件や朝鮮のミサイル発射などを筆頭に暗い話題の オンパレード。明るい話題はと言えば、長野五輪の日の丸飛行隊、バイアグラの発売ぐらい だろうか。そんな世相を反映してか、この秋のGTは万馬券が4回も飛び出す波乱模様。 フィナーレの有馬記念には、どんなドラマが待ち受けているのか、実に楽しみである。

 さて、メンバーを見渡してみるとJCを勝ったエルコンドルパサー、ダービー馬 スペシャルウィークの参戦こそないものの、なかなかの役者が揃った。人気は菊花賞を 圧勝したセイウンスカイが集めそうで、同馬の実力にケチをつけるつもりもない。 しかし、気になる材料がないわけではない。まず一つは初めての一番人気。一番人気 の逃げ馬というのは想像以上に厳しいものであるし、穴牧場西山が一番人気で勝つという のはどうもイメージできない。今一つは菊花賞を激走した反動がないのかどうか。 ローテーションには余裕があるが、目に見えない疲れがないとも言えない。 さらに、横山典というのもやや引っかかる。ここは、実力に敬意を表しての単穴評価が 適当と判断する。

 本命はエアグルーヴ。昨年も本命にしたが、惜しくも3着に敗れた。振り返って 見ると、ペリエの強引な騎乗、状態面での上積みがなかった点など納得できる敗因は あった。だが、今年は違う。エ女杯を完全な叩き台とし、最大目標をJCに置いた わけだが、外国馬が弱かったこともあって、余力を残している。その実力については 今さら言うまでもなく、史上最強牝馬といってもよい馬で、状態面に問題がないと なれば頭から狙い撃つのが当然である。加えて、鞍上が武豊に戻るのもプラス材料。 先週のスプリンターズSで鮮やかな追いこみを見せたように、再び天才的感が戻って きている。今回も秘策を練っているに違いない。元気のない世の中だが、真の実力馬 が勝って、明るい未来を切り開く、そんなフィナーレが最も感動的である。

 相手本線には、強い4歳馬エモシオンとセイウンスカイ。特にエモシオンの前走の 走りっぷりは本格化を思わせるものがあった。セイウンスカイも得意の二枚越しを 発揮すれば、やはり怖い。メジロブライトはどうもムードが盛り上がってこないが 長馬場では最も安定株である。河内も今度はじっくり乗るはず。以下、老いてますます 盛んなオフサイド、叩き上昇のダイワオーシュウ、気楽に追い込みにかけるユーセイ、 ステイ、サンライズまで流す。

 最後に、当ページを愛読してくれた皆さんのますますの発展を祈念して、今年の 予想を締めくくりたいと思います。良いお年を。


[中村の決断]

 ◎はメジロブライト。秋2戦の成績はパッとしないが、天皇賞・秋 の敗因は距離不足。守備範囲のこの距離なら力をフルに出せるはず。 時計がかかっているいまの中山コースは、パワーとスタミナを兼ね備 えたこの馬に有利。叩き良化型でもあり、春の天皇賞馬の底力で、真 っ先にゴール板を駆け抜けてくるはずだ。

 相手は、この秋復活したメジロドーベル。秋の2走を見る限り、4 歳時に比べて力強さが加わった印象。上がりの勝負になれば軍配はこ ちらに上がる。

 セイウンスカイは菊花賞のように世界レコードで走られたら、捕ま えられる馬はいないだろう。しかし今回はそんなに早いタイムを出せ る馬場状態ではない。直線で上記2頭に差される可能性は十分あると 見る。

 ここが引退レースになるエアグルーヴは、メジロドーベルとは互角。 昨年ほどの勢いは感じないが、54キロというのは有利な材料だ。

 セイウンスカイを筆頭に今年の4歳は強い。復活をかけるグラスワ ンダー。距離短縮がプラスのキングヘイロー。菊花賞2着のエモシオ ンあたりにもチャンスはありそう。

 あとは堅実なステイゴールドとアッと言わせるかもしれないマチカ ネフクキタル。では、良いお年を。


[データで勝負!やなぞうの狙い]

「98年総決算、私の夢はメジロブライト!!」

1年間の最後のG1有馬記念。秋順調に使われていた馬もここで人気に
なりながら涙するケースが多い。通常4歳なら菊花賞、古馬なら天皇賞、
マル外ならJCを目標にしているのでこの時期にどれくらい余力が残っ
ているのかがポイントになるはず。

【消しデータ】
1.天皇賞、菊花賞後JC以外に出走している。
2.秋以降3戦以上で連対なし。
3.夏場2ヶ月以上休養していない古馬。

【連対基本データ】
1.秋以降2〜5戦。G1,2回なら4戦以内。但し芝2200〜2400mのG1馬は例外。
2.2200m以上の別定G2またはG1で5着以内有り。
3.G1で5着以内あり。

【連対有力データ】
1.4歳なら前走菊,JCで5着内(1秒内)。それ以外なら勝っていること。
2.天皇賞、JCとも5着内(どちらか連対)の古馬。
3.前2走とも4着以下の古馬G1馬。
4.前走G1以外を勝っている古馬(例外はG1馬)。

【その他データ】
1.今年重賞勝ちを含め2勝以上または古馬G1連対(例外前年G1馬)。
2.年内成績全成績とも連対5割以上なら有力。

ここで、データを綺麗にクリアするのは”セイウンスカイ”のみ。
ただし、ここは何が起こるかわからない有馬記念。
ドリームレースである故、馬券は自分の好きな馬を買うべし!
嫌いな横山典の評価は下げて、やはり自分の夢を託そう。
私の夢は「メジロブライト」!!

あとはデータの減点が少ない馬および芝2200〜2500mの距離実績、
2200m以上のG1実績を考慮して抑えておく。

◎メジロブライト
 秋の天皇賞後ここを目標に順調に仕上げてきた。中山の相性もよく
距離は伸びるほどいいタイプ。なんといっても上がり33秒台が叩き出
せる鬼の末脚が魅力。やや荒れた中山の馬場状態は気になるが、クラ
シックから追い続けた馬。ここも父ライアンが成し得なかった夢を託
すのだ。

○セイウンスカイ
 この秋の強さは本物だ。京都大章典で古馬を一蹴。前走の菊花賞で
も世界レコードの圧勝劇。う〜ん、横山典にはもったいないよ〜。
でも強さはやっぱり認めよう。こいつもJC蹴ってここを目標に仕上げ
て来た馬。複勝確率ならNo.1かな。

▲メジロドーベル
 牝馬限定ならG1で4勝とエアとならんでトップクラス。馬体もいい
感じだしあとは気分よく走れればってところでしょうか。

△ステイゴールド
 あと1歩の詰めが甘いこの馬には2着3着がよくお似合い。結局ジリ足か。

△シルクジャスティス
 叩き良化型で順調にきているはずだが、相変わらずのあの腹のデカさは
どうなんだろうねえ。爆発すれば怖い1頭。

△マチカネフクキタル
 久々だけど速い時計で4本追い切ってるし、爪も回復したみたいだから
ひょっとしたら・・・

注エアグルーヴ
 天皇賞を制した女傑ももう6歳。常にトップクラスで走り続け
JCで2年連続2着するなど、こいつがやっぱり日本史上最強の牝馬ですかねぇ。
ただし、ここはもう余力は少ないとみて評価を下げた。
引退レースを無事に走ってほしい・・・

 


[庄司の穴優先主義in札幌] (穴ならおまかせ)



[山崎TMの俺にまかせろ]

いよいよ最後になりましたが,今年は負けてますねぇ。
なんとかせねば
エアグルーヴは消します。

◎セイウンスカイ
 秋の激走でおつりが残っているか?
 自信たっぷりの横山を信じていいのか?
 この2点が問題です。
 目標にされますが,あのタイムで逃げれば問題なし。

○エモシオン
 良血開花の時です。SPウィークが出ないならこれで。

▲マチカネフクキタル
 一番元気なのがこの馬かも知れません。

△メジロブライト
 この秋はまともに走ってません。そろそろか?


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