関東メインレース展望
第18回ジャパンカップ(G1)

4回東京8日
サラ系4歳以上、2400m 芝・左、
(国際)(指) オープン 定量

スペシャルウィークが
豪脚を世界に披露する

本紙予想自信度=B


[NEDOX競馬 HOME]

【出走予定馬】

                                     


中穴血山や本
村の統崎な紙
直庄小光ぞ山
之司澤彦う口
馬   名 重量 騎手
1注−○○▲○エアグルーヴ55横山典
2−−◎−△△シルクジャスティス57藤田
3−−−△−−ユーセイトップラン57河内
4△○−△△▲フェイスフルサン57デットーリ
5−−△−−注マックスジーン55アスムッセン
6△△−−△△チーフベアハート57サントス
7○−−△△△ステイゴールド57熊沢
8△−△▲△△カイタノ57ペリエ
9◎▲▲◎◎◎スペシャルウィーク55岡部
10−△△−−−トキオエクセレント57柴田善
11▲△−−○−エルコンドルパサー57蛯名
12−−−−−△ゴーイングスズカ57南井
13−−−−−−サイレントハンター57吉田
14−★−−−−ウンガロ57ヘリヤー
15−◎−−−△ルソー57キネーン

☆枠順は主催者発表のもので確認してください。


◎○▲予想陣の見解▲○◎



 さて、今週はジャパンカップ。「低レベル」「過去最弱」と酷評されまくりの今年 の海外馬。だが、不確定要素が実に多くむやみに軽視するのは危険である。ただ、 タイキシャトル、シーキングザパールが海外でGT勝ちを為し遂げたように、日本の レベルが上がっていることは確かであり、今回も日本馬で十分勝負になるであろうと いう見解をとることは間違いではないはずだ。

 本命はスペシャルウィーク。 菊花賞ではセイウンスカイに屈辱的な差をつけられた 同馬だが、いまもって、この馬が現在のJRA最強馬であるとの考えは変わっていな い。それもそうだろう。不利な大外枠、かつバイオリズム最悪の武豊の慎重すぎる 騎乗で直線も馬場の悪い外を回っての結果である。最短距離を走ったと同時に最も 馬場のいい所を走ったセイウンスカイとのハンデは計りしれないものがある。その な状況下、状態も本当でなかったのだろう。3コーナー過ぎてもいつものスペシャル のいきっぷりは見られなかったが、直線に入ってエンジンがかかってからの脚は見事 の一語であった。今回は馬体も絞れ、前走とは雲泥の差。さらに鞍上には名手岡部を 迎えた。武豊のような神技的な騎乗は見られないが、信頼感という意味では武より、 よっぽど信頼出来るのが岡部である。頼むぞ岡部。

 相手筆頭にはエアグルーヴ。前走はスペシャル同様、不運なレースだった。それと この馬は滞在競馬でないと、入れ込みがきつく、本来の力を発揮出来ないのだろう。 コース別成績を見ればはっきりとわかる。今回はそんな不安はなく、状態も前回色々 と批判を受けた伊藤雄が、今回メイチに仕上げてくるはず。それも当然で元々、今年 は、このレースが最大目標だったのだから。

 三番手にはフェイスフルサン。台頭してきてからまだ戦歴が浅く、未知の能力を秘 めている部分を買ってみたい。JCと不思議に相性がいいセン馬ということも、ジン クスながら好感が持てる。

 その他ではフレッシュで末脚がいかにも切れそうなマックスジーンが怖い。 ルソーは気性的にやはりいきそうで、前残りに少々注意が必要。 エルコンドルパサー はいかにも経験不足。血統的にもマイラーのはずで消しが正解である。


[中村の決断]

  いろいろと考えたが、結論はスペシャルウィーク◎。勝つ馬を 考えるとこの馬しか残らない。菊花賞は勝ち馬にあの時計で走られ ては仕方がない。圧勝したダービーと同じ舞台なら、この馬の力を 存分に発揮できるはずだ。3000メートルを激走した疲れもなく元気 なようだし、4歳馬の初優勝が見られそうだ。

 相手には、シルバーコレクターのステイゴールド。天皇賞はよく 走った。調子落ちもなく順調に来ているようだし、ステイヤーの彼 にとっては、距離が伸びるここは前走以上に期待できそうだ。

 エルコンドルパサーの不安は距離だけ。ものすごく強い勝ち方を するかも。

 ここを目標としてきたエアグルーヴだが、2着に入った昨年以上 を望むのは酷かもしれない。いくら余裕残しだったとはいえ、ラン フォザドリームあたりに先着されたのはいただけない。

 以下外国馬からは、ゴドルフィン軍団のフェイスフルサン、実勢 上位のチーフベアハート、昨年4着のカイタノを取る。



[データで勝負!やなぞうの狙い]

「スペシャルウィークが混戦を制す!!」

はっきり言って今年はレベルが低い。というのも、データ作戦でデータをクリ
アした馬が皆無なのであ〜る。うむむ・・・・困ったものだ。


【消しデータ】
1.1番人気の外国馬
2.前走負けている7歳以上
3.前走負けている上にG1連対なし
4.前2走とも56kg以下で負け
5.前2走とも連を外している6歳以上
6.前3走連対なし。例外は95の勝ち馬ランド
7.前走連外し、かつレース間隔4週未満の外国。
   例外は2着馬パラダイスクリーク
8.前走3着以内にはいれなかった上に2100m以上で未勝利
9.前走芝良で負けている4歳馬
10.前走2ヶ月以上の休み明けで出走し勝ち馬から1秒差以上
11.最近8週間に4戦以上
12.前走2400mを超す距離のレースに出走したあと来日した外国馬
13.前走で負けている上に2100m以上で0勝の日本馬
14.秋9月以降2000m未満のレースにばかり出走
15.前3走とも2400m以上に出走し、前走から中3〜7週の4歳馬

【連対データ】
1.前3走中一度は連対している
2.5〜10月に2ヶ月以上の休養をとっている
3.10月以降3戦以内
4.前走米英仏豪のG1以外なら勝っている(日本馬除く)
5.前走芝2000〜2400mに出走している (日本馬除く)
6.前走芝良で9着以内
7.2000m以上のG1で連対している

【国別データ】
・欧州:北米競馬または前年のJCを経験し好走している
・北米:前3走以内に1度は10頭以上の多頭数レースに出走している
・日本:
  天皇賞組:
   5歳かつ前走5着以内
   1年以内に芝2200〜2500mのG1を勝っている。
      または前年のダービー、オークス馬
  天皇賞組以外:
   前走別定G2〜G1で連対している
   通算連対率、重賞連対率とも6割以上、G1連対率5割以上


データをすべて満たす馬はいない。
外国馬でデータを満たす馬がいない場合、浮上するのは日本のG1馬。
しかも、東京コース2400mG1で実績ある馬がやっぱり有利になるだろう。
今回のこのメンバーなら日本の4歳馬はレベルが高い。そこで、スペシャル
ウィークを軸にする。地の利を活かし、十分世界に通用するとみた。

◎スペシャルウィーク
 菊花賞では最初から引っかかっちゃって折り合いで失敗。ただし、
3-4コーナーあの位置から追って追って2着に突っ込んでくるんだから
負けても能力は高い。ダービーで圧勝した東京2400mならなんとかして
くれるはずだ。ここは岡部に夢託そう。

○エルコンドルパサー
 やはり距離経験がないということで不安視されるが、まだ底をみせて
ないということで対抗に抜擢。前走毎日王冠ではSスズカに0.4秒差に
迫る好時計で2着。距離さえこなせれば十分上位にくい込めるはず!

▲エアグルーヴ
 かねてからここを目標にしてきたので伊藤雄くんも最高に仕上げてく
るでしょう。ただ、またしても横山典だからねぇ。買わないとくるし、
買うとこない。ヤツをおろしてくれ〜!!

△カイタノ
 近走パッとしないけど、昨年のJCで4着にくい込んでいることで東京
コース適正はある。

△フェイスフルサン
 ヤネが世界のフランキー(堺じゃないよ)だからねぇ。

△ステイゴールド
 G1で3連続2着で安定度はバツグン。調子維持なら入着可能。

△シルクジャスティス
 腐っても有馬記念優勝馬。この辺で復活してもおかしくはないね。

×チーフベアハート
 入国してからの軽い熱発と調教でのノド鳴り。結構期待してたんだけ
どどうかなぁ。北米での実績あるし長い直線も味方しそうだけど・・・・

 


[庄司の穴優先主義in札幌] (穴ならおまかせ)

 今年の外国馬は概して低レベルと言われているが、
果たしてそうか?
日本の競馬場で走ったこともない馬に対してうかつに
低い評価を下してはいけない。

各国を転戦し、輸送慣れしているルソー。
環境の変化にも動じず、調教の動きもなかなかよかった。
持ち前の先行力が府中の馬場に合えば、
十分好走可能とみる。

日本馬では、スペシャルウィークに期待する。
距離、コースもベスト。


[山崎TMの俺にまかせろ]

外国馬はどうもパッとしないですね。 ここは騎手で選ぼうかなと思います。 デットーリとペリエだけ印を付けます。

軸は日本馬スペシャルウィーク。 ダービーと同じコースで期待大です。 実力のエアグルーブ,東京強いユーセイトップランに印 ステイゴールドも押さえます。また2着に来たらたいしたものです。

それではシルクジャスティスが爆発して突っ込んで来ないように祈ってます。 有馬まで眠っててください。


[NEDOX競馬 HOME]