第35回スプリンターズS(GT)
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前走後、ここ一本に照準を絞り完璧に仕上げてきた ブレイクタイムが栄冠を手にする |
☆各コラムに他場メインレースの予想があるかもしれません。☆
【出走予定馬】
枠 番 | 馬 番 |
中穴血ニ山本 村の統ッ崎紙 直庄小キ光山 之司澤|彦口 |
馬 名 |
1 | 1 | −◎△−−△ | ビハインドザマスク |
---|---|---|---|
2 | 2 | 注−◎△−注 | メジロダーリング |
3 | 3 | −−−○−− | ジョンカラノテガミ |
4 | 4 | △▲△−−▲ | トロットスター |
5 | 5 | −−−−−− | ユーワファルコン |
6 | ◎○○−−△ | ゼンノエルシド | |
6 | 7 | −−−−−− | シンボリスウォード |
8 | ▲−△▲−◎ | ブレイクタイム | |
7 | 9 | ○−▲◎−○ | ダイタクヤマト |
10 | −−−−−− | トキオパーフェクト | |
8 | 11 | △−−△−− | テネシーガール |
12 | −−△△−△ | フィールドスパート |
☆枠順は主催者発表のもので確認してください。 |
◇◇スプリンターズS◇◇
ようやく調子が上がってきた。このままの調子で暮れまで突っ走りたいと思う。
さて、スプリンターズSだが、普通に考えれば、前哨戦を理想的な形で終え、
前進必至のダイタクヤマトの中心は揺るぎ無いところだが、「ここは間違えなく来るだろう」
というところで来ないのがダイタクヘリオスの真骨頂(?)。この特性は間違えなく
受け継がれているはずであり、高松宮記念はその一旦を示していたものだと考える。
本命はブレイクタイムに期待する。春のマイル王決定戦
である安田記念ではあっと言わせたが、あれは決してフロックではない。戦績を紐解くとよく分かる
が、とにかくレースの流れにさえ、乗れれば、どんなにきつい流れであろうと高いポテンシャル、
即ち、驚異的な粘り腰を発揮するのが、この馬の長所である。前走はスプリンターズSまでの
微妙な間隔を考えて、陣営がおまけに使ったレースで全くの基準外。レース後はこのレースに照準を
絞り、完璧に仕上げてきた。今回はダイタク、テネシー、ユーワらをいかせて、それらを見ながら
のレースになるはずであり、この馬の好走パターンにピタリと当てはまる。いまをときめくディンヒル
産駒であることも、無論好材料だ。
相手筆頭は普通に走ればダイタクヤマト。トロットスターは何とか間に合った感じだが、スプリント
戦における実力は最右翼であり、やはり怖い。メジロダーリングはここに来て著しい進境を見せている。
以下では、実績では劣るが状態絶好調のフィールドスパートあたりが面白い。
札幌競馬は結局ボロボロでした。 土曜の札幌2歳Sでは、ヴィータが堅いと思い 単勝をたくさん買い、大失敗。 日曜の札幌メインは、3番ハクバが堅いと思い、最後に 10番フジノに流すかどうかさんざん迷ったあげく 切って大失敗。 教訓:仁木は単勝を買ってはいけない。 →NEDOX【2001年夏競馬】の戦績参照のこと。 ◇◇スプリンターS◇◇ 前走のセントウルSで余裕残しで2着だった ダイタクヤマトの上積みは大きく余裕で勝ちそう。 相手が難解なので逃げ馬と差し馬を押さえておくと 良いと思われます。 ◎ダイタクヤマト ○ジョンカラノテガミ ▲ブレイクタイム △テネシーガール △メジロダーリング △フィールドスパート
◇◇スプリンターズS◇◇ ◎ゼンノエルシド ○ダイタクヤマト ▲ブレイクタイム 注メジロダーリング △トロットスター △テネシーガール 最近の短距離路線はスター不在の状況が続いています。ここはト ロットスター、ダイタクヤマトらの元チャンピオン相手にゼンノエ ルシドをはじめとした新興勢力がどんな戦いを見せてくれるかが見 どころです。 ◎はゼンノエルシド。1回札幌で1000万下を勝ち上がったばかり で、前走の京成杯 (GIII)が初の重賞勝利と実績ではかなり見劣り ます。しかし1分31秒5のJRAレコードで4馬身千切った勝ちっぷり はすばらしいの一言。1200メートルは初めての距離となりますが、 前走のハイペースを楽に追走していたところを見るとここでもペ ースに戸惑う心配はないでしょう。勢いを見方に新しいスターが 誕生すると見ます。 ダイタクヤマトは休養明けだった前走からマイナスになる要素が まったくありませんね。気になるとすれば馬齢くらいのものです。 好勝負になるのは間違いないでしょう。