今週のメインレース展望
第45回有馬記念(GI)

6回中山6日
サラ系4歳以上、2500m 芝・右
(指定)(混)、オープン、馬齢

本紙山口はメイショウドトウに渾身の◎


本紙予想自信度=A

☆各コラムに他場メインレースの予想があるかもしれません。☆


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【出走予定馬】



中穴血ニ山本
村の統ッ崎紙
直庄小キ光山
之司澤|彦口
馬   名 重量 騎手
△△△−◎○ツルマルツヨシ56.0藤田
−−△◎△△マチカネキンノホシ57.0岡部
−△−○−★ホットシークレット57.0横山典
▲◎△−○注ナリタトップロード57.0的場
−△−−−−ジョービッグバン56.0山田和
注△◎−−▲トーホウシデン55.0田中勝
◎−○▲▲△テイエムオペラオー57.0和田
−−−−−−ユーセイトップラン56.0中舘
−−−−−−ゴーイングスズカ56.0芹沢
10−▲−−−−キングヘイロー56.0柴田善
11−−−△△△ステイゴールド56.0後藤
12−−−△−−ダイワテキサス56.0蛯名
13○○△−△◎メイショウドトウ57.0安田康
14−−▲△−−アドマイヤボス55.0武豊
15−−−−−−アメリカンボス56.0江田照
16−△△−−△メイショウオウドウ56.0河内

☆枠順は主催者発表のもので確認してください。


◎○▲予想陣の見解▲○◎

 
[本紙山口に全券委任]

◇◇有馬記念◇◇

 いよいよ世紀末となった。世紀末なんていったって何も変わらないし、時間の流れ の中の一部分でしかないと考える人もいれば、生存中に1000年に一度の歴史的いや 人類史的な遷り変わりに遭遇出きる幸運な巡り合わせに限りない興奮と感動を覚える 人もいることだろう。当方はどちらかといえば後者であるが、それは人それぞれの「想い」 が合ってよい。ただ、競馬ファンにとっての確かな想いは、20世紀最後の記念すべき グランプリレースを当てて、気分良く新年を迎えたい、そして21世紀も変わらず、 好きな競馬を楽しんでいきたいという想いは共通であろう。

 さて、有馬記念だが、焦点はテイエムオペラオーが勝って中長距離古馬路線を完全制覇 出来るかどうか、あるいはテイエムを出し抜く馬はいるのかどうか、ということに尽きるだろう。 それだけ今年のテイエムは完璧であったし、その戦績についてはもはやあれこれ指摘するまでも ないだろう。だが、当方はテイエムに対しては断固「NO」を突き付けたい。その理由として、第一 には「激戦による疲れ」が挙げられる。これは今年一貫して言いつづけていることだが、昨年の ステイヤーズSを使った反動、そして秋緒戦の京都大賞典を中途半端な仕上げで使ったことによる 反動がどこかで出るのではないかという懸念がある。無論、こうした憶測は多くのマスコミでも 既に取り上げられているし全くの杞憂に終わる可能性もある。だが、競馬予想という行為そのものが 憶測なので合って、そんなことは気にする必要はない。断然人気でもあるし不安がある以上、本命 にするわけにはいかない。

 もう一つの懸念はプレッシャー。有馬記念というレースは年末、しかも クリスマスの時期に行われることもあり、様々な人の思惑が複雑に絡みあう。 今年は終始このプレッシャーに打ち克ってきたオペラオーであり、和田であり、岩元師であるが 有馬だけはただのレースとは違う。他の騎手にしたって、最も注目されるこの大一番に一発かまして やろうと虎視眈々だ。ましてや展開に紛れが生じるコース形態。直線で前が壁になり出られないなんて 場面もないとはいえず、騎手を中心に陣営にかかる重圧はだだものではない。こうした理由から 当方はオペラオーは抑えにしか評価しない。

 本命はジャパンCでも本命にしたメイショウドトウ。 今年はことごとくテイエムに負けているが、実力通りに決まるのが競馬ではない。だからこそ、 穴が頻繁に出るのである。的場も言っているように東京の2400ならともかく、中山の2500 は乗り方ひとつで活路が開ける舞台であり、テイエムに前述した不安がある以上、メイショウドトウ をはじめとする他馬にも充分にチャンスがある。

 ドトウの前走ジャパンカップは外枠から終始かかり気味。いつにでもハナへ行ってしまいそうな勢いだった。 仕掛けもかなり早かったのでダメかなと思ってみていたが、坂を上がってからもう一度伸びた。あの根性は すごいし、能力がなければ当然出来ない芸当だ。脚質は自在なので今回はどういった戦法をとるか解からない が、本来はスローの瞬発力型ではないだけに平均に流れそうな今回の展開は有利。馬体を併せると分が悪い ことは身にしみてわかっているので、あるいは後方からいくかもしれない。状態は前走が最高潮だったので 上昇はないだろうがいい意味での現状維持だろう。右回りにも心配はないし、外枠も馬場の良いところを通れる し、包まれる心配もないのでむしろプラスに働くのではないか。20世紀最後の大一番、メイショウドトウ と安田康コンピに全てを託そうと思う。

 相手本線はツルマルツヨシとトーホウシデン。ツルマルは昨年の有馬が示すように相当な底力の持ち主。 リフレッシュな状態は他馬にはないファクターだし、追い切りも素晴らしかったのでレースの流れにさえ うまく乗れれば一発があっても驚けない。一方、トーホウシデンも菊花賞後目標を一本に絞って万全の状態。 4歳馬ならではの成長も見込めるし正攻法の競馬が出来るのも強み。怖いのがホットシークレット。 今まさに充実しきっており、展開的にうるさい存在だ。ナリタトップロードはマーク屋的場騎乗でどんな レースをするか楽しみ。前走は負けるべくして負けたレースであり気にする必要はない。以下、気分良く 走った時のマチカネ、折り合いがついた時のオオドウ、上がりがかかる展開になればのステイゴールドと いった条件ホース、そしてテイエムを抑える。



[中村の決断]

◇◇有馬記念◇◇

 ◎はテイエムオペラオー以外には考えられません。なんたって「目
に見えない疲れ」なんていう誰にも分からないことしか死角がないん
ですから。王者らしく20世紀を締めくくってもらいたいものです。

 相手はメイショウオウドウ。JCでは敗れはしましたが、この馬自
身の強さも示してくれました。テイエムがいなかったらとっくにGI
馬になれているだろうに。運の悪い馬です。

 ナリタトップロードは的場騎手ですから、押さえないわけには行き
ません。菊花賞2着のトーホウシデンは有馬記念に強いブライアンズ
タイム産駒で、ここでも好勝負できそうです。昨年の有馬記念で4着
だったツルマルツヨシも不気味です。

 ◎テイエムオペラオー
 ○メイショウドトウ
 ▲ナリタトップロード
 注トーホーシデン
 △ツルマルツヨシ


[庄司の穴優先主義in札幌] (穴ならおまかせ)

◇◇有馬記念◇◇



[山崎TMの俺にまかせろ]

◇◇有馬記念◇◇

 オペラオーですが。つまんないので押さえまでにしておきます。

 ツルマルツヨシは出てくればそこが勝負!の馬です。期待を込め
て◎。あとはグランプリなので好きな順です(オペラオー除く)

 日刊スポーツの0学占星術と同じような予想になっていることに
さっき気付きました。


[NICKYの祝勝馬券]

◇◇有馬記念◇◇

 今回の有馬は1強。

 しかし、その1強が来ないパターンをシミュレートするとホット
シークレットが大逃げを打ちスタミナ勝負とする。スタミナのある
マチカネキンノホシと前残りになる。これしか考えられない。

 スローの瞬発力勝負はオペラが得意中の得意なので、スローにな
らないことを祈る。

 ◎マチカネキンノホシ
 ○ホットシークレット
 ▲テイエムオペラオー
 △アドマイヤボス
 △ダイワテキサス
 △ステイゴールド


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