◇◇宝塚記念◇◇

　今週は春シーズンを締めくくるグランプリ、宝塚記念だ。 頭数こそ１１頭とやや寂しいが、一応現役古馬で最強といえる メンバーが揃ったと見て良いだろう。骨っぽいメンバー構成 だが、レースの焦点はグラスワンダーとテイエムの対決だろう。

　本命はグラスワンダー。 我がスペシャルウィークを２度にわたり負かした憎き馬だが、冷静に 考えればそれだけの力があるということ。これは当方の勝手な論理だが、 スペシャルウィークとグラスワンダーの力量はほぼ互角。では、スペシャル ウィークとテイエムオペラオーはどうだろう。天皇賞は確固たる強敵が 不在で勝てたが、まだスペシャルの域には達していないんじゃなかろうか。 だとすれば、ここではグラスが上と考えるのはあながち間違いではない はずだ。

　グラス自身は有馬激走の反動からか、今期は実に不本意な レースぶり。もう終わったんじゃないか、復活は難しいと見る向きも 多い。だが、この中間は計７本におよぶ追いきりを敢行。追うたびに この馬本来の動きに近づいてきており、漸く走れる状態になってきた。 年齢的にズブくなってきており、1400や1600はやや忙しくなってきて おり、このぐらいの距離は最もレースがし易いのではないか。 明日は自民党ではなく、この馬の復活に一票投じてみたい。

　相手本線はラスカルスズカとマチカネキンノホシ。ラスカルの前走は 速いペースに戸惑ったことが最大の敗因。長い距離で実績を残してきた が本来はこのぐらいの距離がいいはず。マチカネは陣営の思惑通り、叩き ２戦目でここに駒を進めてきた。実績では分が悪いが、それを帳消しに するだけの奥の深さがある。テイエムは前走を含め、これまでの疲れが 出てきてもおかしくない所。思いきって軽視する。以下は印の通り。

◇◇レインボーＳ◇◇

◎シンコウスプレンダ
○パーソナリティワン
▲タガノサイレンス
注ロバノパンヤ
△ユーワミラージュ
△サンフォードシチー

◇◇宝塚記念◇◇

　天皇賞(春)に続いて、テイエムオペラオー◎。距離や馬場状態は関係ないし、
阪神コースも３戦３勝。今のテイエムと和田騎手のコンビは無敵です。

　○はグラスワンダー。ここ２戦の惨敗で最強馬の威光もかすんできています。
正に背水の陣ですね。今回は戦える態勢を整えてきているので、頑張ってほし
いです。もしテイエムに負けたとしても、接戦だったら凱旋門賞に挑戦してく
ださい。

　メイショウドトウは充実していますね。本格化したマチカネキンノホシにも
好勝負が期待できます。


◇◇レインボーＳ◇◇

　このメンバー構成ならシンコウスプレンダ中心でいいでしょう。

　◎シンコウスプレンダ
　○サンフォードシチー
　▲タガノサイレンス
　注ロバノパンヤ
　△ゲイリーコンドル
　△ナナヨーウォリアー

◇◇宝塚記念◇◇

◇◇宝塚記念◇◇

　冷静に考えればもちろんテイエムです。でも，調子が上がってきて今度は言
い訳できないグラスワンダーに賭けたいです。テイエムがきたらしょうがない
とあきらめます。

　あとは未完の大器（藤沢はこんな馬が多いですね）マチカネキンノホシへ。

　．．．．○はもちろんステイゴールドです。アンカツが乗るし．．

◇◇宝塚記念◇◇

　今回の宝塚の本命は、迷わずキンノホシ。
　以前は詰めの甘いところを見せていたが、大物が遂に本格化しました。
　ＡＪＣを勝った時から宝塚を勝つのはこの馬と考えていましたので
　是非勝って欲しいものです。
　ローテーションも目黒を叩いたのでちょうどよいと思います。
　また、シアトルスルー産は、ダンツシアトルが勝っており
　産駒実績も有りです。