第60回桜花賞(GI)
2回阪神6日
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GTに向け、調子を上げてきた本紙山口の勝負馬は 岡部レディミューズ |
☆今週の予想は「桜花賞」だけです。☆
【出走予定馬】
枠 番 | 馬 番 |
中穴血ニ山本 村の統ッ崎紙 直庄小キ光山 之司澤|彦口 |
馬 名 | 重量 | 騎手 |
1 | 1 | −−−−−− | アカズキンチャン | 55.0 | 熊沢 |
---|---|---|---|---|---|
2 | −◎−−−△ | サニーサイドアップ | 55.0 | 四位 | |
2 | 3 | −△−−−− | ベルグチケット | 55.0 | 柴田善 |
4 | ▲○○△−○ | シルクプリマドンナ | 55.0 | 藤田 | |
3 | 5 | 注★△−−◎ | レディーミューズ | 55.0 | 岡部 |
6 | −−−−−− | アルーリングアクト | 55.0 | 秋山 | |
4 | 7 | −−−−−− | グロウリボン | 55.0 | 松田 |
8 | △△△○−△ | チアズグレイス | 55.0 | 松永幹 | |
5 | 9 | −△−−−− | ジョーディシラオキ | 55.0 | 武幸 |
10 | −−−△−△ | オリーブクラウン | 55.0 | 的場 | |
6 | 11 | △−−△−− | マヤノメイビー | 55.0 | 幸 |
12 | −△−−−△ | スプリングガーベラ | 55.0 | 後藤 | |
7 | 13 | ◎▲▲◎−注 | サイコーキララ | 55.0 | 石山 |
14 | −−−−−− | エンゼルカロ | 55.0 | 田中勝 | |
15 | −−−−−− | パールビコー | 55.0 | 上村 | |
8 | 16 | △△◎▲−▲ | エアトゥーレ | 55.0 | 武豊 |
17 | ○−−−−△ | フューチャサンデー | 55.0 | 横山典 | |
18 | −−−−−− | カシノエトワール | 55.0 | 安藤勝 |
☆枠順は主催者発表のもので確認してください。 |
◇◇桜花賞◇◇
東京は桜がまさに満開で、この週末は花見には絶好の日和である。ここは桜花賞も
きっちり当てて、夜桜見物でもしながら祝い酒といきたいものである。
さて、桜花賞だが、焦点はサイコーキララをどう評価するか。この点に尽きると言っても
過言ではない。それもそうだろう。戦績は4戦4勝とパーフェクト。ローテーションも理想的
だし、揉まれない枠も引き当てた。だが、ちょっと待っていただきたい。当方としては気がかり
な点がある。といっても、巷で良く言われているジョッキー石山のことではない。彼はファレノプシス
での失敗を糧にそつのない騎乗をしてくるはずである。問題は前走で8キロも馬体が減ったことで
上積みが期待出来ないこと、そして外枠を引いたことによる距離ロスだ。チアズグレイスに詰め寄られた
エルフィンSを見る限り、1600よりも1400がベストと思われる。加えて、言うならば、リンドシェーバー
産駒のクラシックでの底力が未知数なことも気になる。これらの要素は全て余計な心配に終わる
かもしれない。だが、これだけ不安がある以上、人気でもあり本命には出来ない。
本命はレディミューズ。血統的に当然注目される馬だし、
人気もするだろう。それでも本命を打つのは同馬の内面の強さに着目するからである。
母シンコウラヴリイは非常に真面目に走る反面、気性的に難しい面も持っていた。だが、レディミューズ
は岡部も指摘しているが、真面目かつ集中力を持って走るという母の良い所だけを受け継ぎ、
気性的には実にどっしりしているのだ。この事実が初芝、初輸送、初の不良馬場、初のオープン、そして
4角での不利を克服しての前走に繋がっており、ある意味あの好走は必然とも言える。無論、状態面
は上積みが見込めるし、母譲りの本来の瞬発力が真価を発揮するであろう良馬場で行えるのも
好材料だ。不思議と桜花賞には縁の無かった岡部だが、自らが大事に乗りながら育てた愛馬の娘
で栄光を手にする。
相手筆頭はシルクプリマドンナ。初芝でサイコーキララに詰め寄った前走から前進は必死。
藤田が自信を持っているのも不気味。▲はエアトゥーレ。前走は調整不足ながら。メンバー最速
の末脚で権利を獲得。馬体も回復し、追いきりも満足に行えたことに加え、1ハロンの距離延長
もプラス。1発があっていい。以下、サイコーキララを筆頭に手広く流す。
◇◇桜花賞◇◇ サイコーキララ◎。デビューから4戦4勝、阪神コースは2戦2勝、マイルの距離 も経験済み。好位から抜け出すレース振りも安定感十分。GI初挑戦の石山騎手 が不安という声もあるが、プレッシャーのかかったトライアルを完璧に乗ってい たし、まず大丈夫でしょう。無敗の女王誕生だ。 相手は2戦2勝で挑戦してくるフューチャサンデー。ダートの新馬を楽勝した後、 初芝で初重賞だったクイーンCでは直線で11頭をごぼう抜きと、キャリア不足の 不安を補って余りある素質の高さを感じるレース振りだ。馬体が維持できていて、 決め手勝負になれば面白い。 シルクプリマドンナは渋太いし、レディーミューズは血統から良馬場でも期待 できる。大穴は順調さを欠いて人気のないマヤノメイビー。
◇◇桜花賞◇◇
◇◇桜花賞◇◇
◇◇桜花賞◇◇ 今年の桜花賞は、明らかに1強。 まず、サイコーキララが連をはずすことは考えられない。 ハイペースに巻き込まれた時等、シュミレーションしてみたが どう考えてもスピードで押し切るであろう。 スピードで押し切るところがキョウエイマーチに似ている。 となると、問題は相手だが、前走鋭い脚を見せたエアトゥーレ、 前走までは2番手評価で、キララの2着が好きなチアズグレイス、 イブキパーシヴにローテーションが似ているマヤノメイビーを 狙うこととする。