第59回桜花賞(GI)
3回阪神6日
|
依然好調中村は伏兵ウメノファイバー本命で 好配当を狙う |
☆今週は桜花賞のみです。☆
【出走予定馬】
枠 番 | 馬 番 |
中穴血山や本 村の統崎な紙 直庄小光ぞ山 之司澤彦う口 |
馬 名 | 重量 | 騎手 |
1 | 1 | −△−−−− | ワンダーガール | 55.0 | 加藤 |
---|---|---|---|---|---|
2 | ○△−−−− | ハギノスプレンダー | 55.0 | 熊沢 | |
2 | 3 | −−−−−★ | ビューティーグロー | 55.0 | 後藤 |
4 | −◎−−−− | フォルナリーナ | 55.0 | 角田 | |
3 | 5 | −−−−−− | タヤスブルーム | 55.0 | 藤田 |
6 | 注○△◎◎▲ | ゴッドインチーフ | 55.0 | 河内 | |
4 | 7 | −−−−−− | カシノリファール | 55.0 | 四位 |
8 | ▲−○○注○ | スティンガー | 55.0 | 岡部 | |
5 | 9 | ×−−−−注 | ステファニーチャン | 55.0 | 田中勝 |
10 | −△−−−− | スタートマーチ | 55.0 | 柴田善 | |
6 | 11 | ◎−−−−△ | ウメノファイバー | 55.0 | 蛯名 |
12 | −−◎−○− | エイシンルーデンス | 55.0 | 野元 | |
7 | 13 | −−−−−− | ゴールデンベル | 55.0 | 松永幹 |
14 | △△−△−△ | プリモディーネ | 55.0 | 福永 | |
15 | −−−−−− | クリムゾンクローバ | 55.0 | 高橋亮 | |
8 | 16 | △△▲注▲△ | トゥザヴィクトリー | 55.0 | 幸 |
17 | △▲−▲−◎ | フサイチエアデール | 55.0 | 武豊 | |
18 | −−−−−− | アドマイヤゴールド | 55.0 | 横山典 |
☆枠順は主催者発表のもので確認してください。 |
◇◇桜花賞◇◇
さて、今週は桜花賞。休み明けのスティンガーの参戦、流動的な馬場状態など
の要素があり、非常に難解な一戦といって良いだろう。当方としても正直、かなり
迷っている。頭の中で本命馬が何度となく変動していく。だが、こういう時に
あまり考えすぎても仕方なく、最初に考えていたことが最も的を得ていたりすることが
ある。
したがって、初志貫徹で本命はフサイチエアデールに打った。
3歳時は特に目立った
実績は残していないが、今年に入ってシンザン記念とトライアルを連勝。いずれも
自身の持つレースセンスを存分に生かしての快勝だった。シンザン記念は相手こそ
弱かったが、時計は同開催の古馬オープンを上回るもので記録的裏づけも十分。前走
も一瞬前が塞がる場面があったが、外に出すと一瞬にして3馬身もの差をつけた。
そう、この瞬発力とレースセンスの良さこそ、この馬の身上。今回は阪神千六で
圧倒的不利といわれる外枠をひいてしまったが、スタートが良いので、道中は外目
の好位につけられるはず。外を回る不利はあるが、逆にいえば内で包まれる心配が
ないというメリットもある。悪化が心配される馬場も走法からはこなせると見る。
あとは天才の鞍上とこの馬の能力を信じるのみだ。
相手筆頭はスティンガー。休み明けだが、アクシデントによるものではなく、
陣営がこのレースから逆算して、きっちりと調整してきている。ひと昔前なら、この
ような参戦過程は無条件に消しだったが、昨今は調教技術、施設ともに格段に進歩
しており、神経質になる必要はない。ただ、ここはGTという舞台。机上の計算で
は大丈夫と思っても、不確定要素がある以上、本命というわけにはいかない。
3番手にはゴットインチーフ。前走はエイシンルーデンスにまんまと逃げ切りを
許してしまったが、トライアル用の仕上げであり、あれが決してこの馬の実力ではない。
ただ、現状は追い込みが最も力を発揮できる戦法と見られ、河内もどうやら
そのつもりらしい。直線確実に追い込んでくると思うが、18頭のフルゲートだけに
馬群を捌けるかどうかの不安はどうしても付きまとう。
以下では、先行しぶといステファニーチャンが要注意。大穴はビューティーグロー。
前走が示すように先行すれば実にしぶとく、予想以上に時計がかかるようなら
急浮上もありうる。以下、△勢が抑え。
◇◇桜花賞◇◇ スティンガーが断然の一番人気に押されている。3歳時の成績からいっても当 然の評価だろう。私も3歳牝馬Sが終わった時点で、桜花賞はこの馬だと思った。 だが3歳から4歳春にかけての4か月の休養というのが引っかかる。藤沢氏の手 腕は認めるが、勝つまではどうか。ここは▲まで。 ◎はウメノファイバー。地味ではあるが、重賞2勝の実績はフサイチエアデー ルと並んでトップだ。出遅れ癖が解消された京王杯3歳Sを快勝した後、3歳牝 馬Sは6着どまりだったが、クイーンCではレッドチリペッパーを負かしている。 特に前走は、追いこみ一辺倒でなく、好位からの競馬もできることを示した。陣 営もデキには絶対の自信を持っているし、この馬の勝負根性に期待する。小柄な 馬だけに、馬場があまり渋るようだと心配だが、なるようになれだ。 相手はこれもあまり人気がないハギノスプレンダー。アネモネSでは4か月半 の休み明けの上、未勝利を勝ったばかりで重賞をゲットした。並みの馬にできる 芸当ではないだろう。前走は重馬場で勝っているが、休養前の未勝利戦は良馬場 で1分35秒フラットの好タイム勝ち。馬場状態は問わない。2走ボケの心配も なさそうだし、ここでもいい勝負ができるはず。 ゴッドインチーフの調子がやけによさそうで、安定した実績から怖い存在だ。 後は印のとおりだが、どの馬も横並びと言う感じでほとんど差はない。基本はウ メノからの流しだが、上位4頭のボックスというのも考えている。 予想は割愛するが、初のJGIとなる第1回中山グランドJもみんなで盛り上 げよう。
◇◇桜花賞◇◇ 「ゴッド末脚爆発で混戦制す!!」 【消しデータ】 1.芝未勝利かつ前走5着以下(地方馬除く) 2.前走10着以下 3.キャリア10戦以上 4.前走で10kg以上の馬体減 5.前走人気が10番人気以下 6.チューリップ賞で4着以下かつ0.4差以上で負けている馬 7.4歳牝特で0.5差以上で負けている馬(中京の代替開催除く) 8.クイーンCで5着以下 9.前走フラワーCに出走 10.前走アネモネでキャリア4戦以上の馬 11.前走500万条件に出走(無敗馬のぞく) 12.キャリア3戦以上で前走ダート戦に出走 13.2ヶ月半以上の休養明け 14.前走関東のレース出走で中2週以内で挑戦の馬 15.前走チューリップで0.7以上離されて負けた馬 16.芝1600以上未勝利、未経験で前走4歳牝特連対 17.前走負けている中5週以上の馬 【連対データ】 1.着外2回まで 2.初勝利はデビュー2戦以内 3.前走4着以内 5.キャリア2〜7戦 6.阪神コースまたは1600m以上で連対のどちらか一方を経験 7.前3走中1勝以上含め2度以上連対(連勝経験があれば望ましい) 8.OPで入着あり(例外はOP未経験の無敗馬) 9.芝1600mを経験していれば最低1勝または連対率100% 【勝ち馬データ】 1.3勝以上(2勝以下なら連率.667以上) 2.キャリア3〜7戦(地方出身なら9戦まで) 3.阪神芝経験済み 4.芝1600m以上で連対あり(例外は1600m未経験かつトライアルで4着以内の馬) 5.OPで連対あり(例外は芝1600m以上勝ちの馬) 6.前走間隔中4週内 7.年明け以降1〜3戦(年内デビューの馬なら4戦まで可) 消しデータ、連対データから連対可能な馬は エイシンルーデンス、ゴッドインチーフ、スティンガー、トゥザヴィクトリー の4頭に絞られる。 この中で勝ち馬データを満たすのは エイシンルーデンス、ゴッドインチーフ、トゥザヴィクトリー の3頭、 スティンガーは2着ならあるタイプ。 ◎ゴッドインチーフ 安定して追い込んでくる末脚が最大の魅力でエルフィンの直線は圧巻。 前走はルーデンスに楽させてしまった分追いつけなかった。 ただし、斬れる脚が信条なだけに良馬場で行われることが望ましい。 終い重点だったが追い切り◎ ○エイシンルーデンス メンバー中最高の4勝馬。 スタートがうまいしうまく先行できれば粘りがあるが、ヤネ不安。 ▲トゥザヴィクトリー Sサンデーには負けたが、弥生賞勝ちのナリタトップロードを抑えた福寿草が 評価できる。熱発の影響がどこまで回復しているかがカギ。 注スティンガー なんといっても無敗の最強G1馬。阪神3歳のVTRをみるたびに強さに 圧倒されてしまう。過去のデータにない異例のローテとはいえはずすことはできない。 世界を制した藤沢くんが自信をもって送り出すゆえ、データを覆して の逆転もありうる。
◇◇桜花賞◇◇
◇◇桜花賞◇◇ G1一発目ですね。上位が実力伯仲で面白そうです。 連軸として適しているのはゴッドインチーフでしょう。 対戦相手が豊富で一番力関係が分かりやすいです。 スティンガーはどうかなぁ。勝って岡部は晴れて引退という説もありますが… 休み明け以外は消す要素がないので○です。 武豊の馬が微妙です。人気になりすぎている気がします。 トゥザビクトリーの方が血統的に魅力を感じます。 ほぼこの4頭で堅そうですがプリモディーネが気になります。 ゴッドインチーフを基準に考えると全く無視はできません。 てなわけで ◎から○▲△へ 3ずつ流し ◎−× 1 という買い目になりました。