2回中山8日 サラ系4歳、 1800m 芝・右 牡・牝(指)、オープン、 定量 |
昨年にひき続きどうやら波乱ムード。 穴の庄司は金沢の怪物ゴルデンコークに注目 |
☆各コラムに第47回阪神大賞典(GII)の見解もあります。☆
枠 番 | 馬 番 |
中穴血山や本 村の統崎な紙 直庄小光ぞ山 之司澤彦う口 |
馬 名 | 重量 | 騎手 |
1 | 1 | −−−−−− | ドラゴンマンボ | 56.0 | 菊沢徳 |
---|---|---|---|---|---|
2 | △−◎−△− | カシマアルデル | 56.0 | 的場 | |
2 | 3 | −△−−−△ | マーブルマーク | 56.0 | 池添 |
4 | ▲−○−◎− | オースミブライト | 56.0 | 蛯名 | |
3 | 5 | −−−−−− | フライングキッド | 56.0 | 二本柳 |
6 | ◎−△−○− | モンテカルロ | 56.0 | 岡部 | |
4 | 7 | −★−−−○ | ケイシュウエクセル | 56.0 | 佐宗 |
8 | −△−−−△ | ナリタワールド | 56.0 | 武幸 | |
5 | 9 | −◎−−−△ | ゴルデンコーク | 56.0 | 渡辺壮 |
10 | ○△−−−注 | イブキコマンダー | 56.0 | 吉田 | |
6 | 11 | 注−△−△− | シルクガーディアン | 56.0 | 横山典 |
12 | −−−−−◎ | ロサード | 56.0 | 高橋亮 | |
7 | 13 | −▲−−△▲ | マルシゲファイター | 56.0 | 菅谷 |
14 | −−−−−− | カミワザ | 56.0 | 柴田善 | |
8 | 15 | △○−−▲− | タイクラッシャー | 56.0 | 和田 |
16 | −−▲−−− | ワンダーファング | 56.0 | 幸 |
☆枠順は主催者発表のもので確認してください。 |
◇◇スプリングステークス◇◇
さて今週はスプリングS。メンバーを見渡してみると、これといって信頼に足りる
馬は見当たらない。加えて、ただでさえ悪かった馬場状態が雨により更なる悪化は
間違いない。非常に予想者泣かせの難しいレースである。
こうなるとレースの鍵を握るのは展開ではなかろうか。一般的に中山の1800bは
先行馬が絶対的に有利と言われる。だが、今回のメンバーを見てみると、前へいきたい
馬が多い。カシマアルデル、フライングキッド、ゴルデンコーク、シルクガーディアン、
マルシゲファイターあたりは、まず先行態勢をとるはず。マーブルシーク、ナリタワールド、
あたりも先にいきたいクチで、馬場悪化による騎手の心理面を考えても、相対的に流れは
早くなるのではないか。こうなると、いくら先行有利のコースと言えども、差し、追い込み馬
の台頭があって不思議ない。
本命は差し、追い込み勢の中からロサードを抜擢した。
新潟3歳Sを勝ち、京王杯でも
2着しているように実績では、オースミブライトとともに他馬を上回る。問題は三ヶ月の
休み明けと気性面の悪さが出ないかどうか。休み明けについては、2月上旬に帰厩し、この
レースを目標に丹念に乗り込まれており、今週の併せ馬でも楽に先着しているので問題なか
ろう。むしろ放牧によるリフレッシュ効果で、落ち着きが出てきたのはなにより。これなら
レースにも集中できるはず。
相手筆頭はケイシュウエクセル。大井で4戦3勝2着1回。2着に負けた前走も大外枠に
よるロスがありながら、頭差まできており、ほぼ勝ちに等しい内容。これだけで走る馬だと
いうことはわかる。問題は芝適性だが、父がロベルト産駒だけに全くダメということはない
だろう。期待大である。▲はマルシゲファイター。前走は9着に負けたが、あれは勝ちを意識
して大事に乗りすぎたまで。シンザン記念だけ、走ればここでも当然連対濃厚。
実績最右翼のオースミブライトは中間のアクシデントでいかにも調節不足・消して問題ない
だろう。以下、イブキコマンダーあたりを中心に手広く流す。
◇◇阪神大賞典◇◇
スペシャルウィークで大勝負。追い切りで重たい動きを見せ、心配された前走を圧勝し、
格の違いを見せつけた同馬。これでスペシャル自身も吹っ切れたのだろう。前走後は
メキメキと調子を上げ、今週の追い切りでは、パーフェクトとも言える動きを披露
した。鞍上も武豊に戻り、万全。ダービー馬は古馬になって活躍できないといった
定説がある。実際に、近年で阪神大賞典を勝ったダービー馬はナリタブライアンぐらい
である。今年のスペシャルはそんなジンクスを立ち向かう。頑張ってほしい。
相手は、前走の疲れが残り、叩き台ムードのメジロブライトよりも、長馬場を連勝してきた
タマモイナズマに魅力を感じる。
◎スペシャルウィーク
○タマモイナズマ
▲メジロブライト
△マジックシンガー
◇◇スプリングステークス◇◇ 大きく荒れることが多いレースだ。今年は金・土の雨で馬場のコンディショ ンが悪い上に、ナリタブライアンやバブルガムフェロー級の馬も見当たらない。 波瀾の要素は十分である。 ◎はモンテカルロ。ダートで2勝してきているので、問題は芝適性だ。2走 前のセントポーリア賞では、3着に敗れている。だが当時はまだまだ体に余裕 があったし、直線追いこんで1着との差が0.3秒なら心配はいらない。前走の 前の馬を捕まえに行くときの脚は早かったし、スピードも芝で十分通用するだ ろう。馬力もあるので、荒れた中山コースでのレースは他馬よりも有利である。 素質を感じさせる馬で、是非とも権利を取って本番に出てきてほしい。 相手は二千メートルの距離で勝ち上がってきたイブキコマンダー。超スロー の展開で、はっきり言って時計は遅かったが、時計のかかる馬場でしぶとさが 活かせそうだ。このメンバーの中では実績上位のオースミブライトだが、あの 切れ味は良馬場でこそ。追いきりでバタバタになったのも気になるが、力はあ るので▲。知り合いが一口会員になっているシルクガーディアンは、前走の勝 ちっぷりがすばらしかった。距離をこなせば上位争いできる。 ◎モンテカルロ ○イブキコマンダー ▲オースミブライト 注シルクガーディアン △タイクラッシャー △カシマアルデル ◇◇阪神大賞典◇◇ ここはメジロブライトとスペシャルウィークの対決。三千メートル以上にな ればメジロブライトが上。菊花賞で3着に敗れたあとは、天皇賞(春)を含め3戦 3勝。もし道悪になったとしても、重馬場で圧勝した2年前のステイヤーズSを 思い起こせば、「鬼」と呼んでもいいかもしれない。今回も日経新春杯同様貫禄 を見せる。 ◎メジロブライト ○スペシャルウィーク
◇◇スプリングステークス◇◇ 「実績重視でブライトがリード!」 過去、ミホノブルボン、ナリタブライアン、バブルガムフェローなど 超一流馬の名もあるが皐月賞にはいまいち関連が薄い気がする。 今回のメンバーも超一流はいない(たぶん)。 馬場が荒れてるので雨でも降れば昨年のように荒れる可能性大! 【関連データ】 3歳末から4歳にかけてのオープン・芝2000m戦が重要。 ・過去10年において、前走で重賞を勝った馬がこのレースで1番人気になると 5戦4勝、2着1回の連対率100%。 ・芝2000m重賞にかぎれば、今まではたんぱ杯3歳Sと弥生賞しかない。 前走たんぱ杯3歳Sで優勝した馬の次走の成績は[3 4 0 1] と連対率87.5%。 今回は細かい分析はそれほどしていないが、 皐月賞と同じコース、距離であり、今年から2000mになった京成杯を優勝している オースミブライトがここでは断然有利だろう。 ◎オースミブライト ○モンテカルロ ▲タイクラッシャー △シルクガーディアン △マルシゲファイター △カシマアルデル ◇◇阪神大章典◇◇ 「天皇賞馬ブライト VS ダービー馬ウィーク 一騎打ち!」 Mマックイーン、Nブライアン、Mトップガン、Mブライトなど ここをステップに天皇賞で連対してくる馬は超一流馬がズラリ。 データ云々よりも格の違いでここは2頭の一騎打ちだ。 ステイヤー経験の豊富なブライトがここではやや抜けているだろう。 ◎メジロブライト ○スペシャルウィーク 1点勝負でまず間違いない!!
◇◇スプリングステークス◇◇
◇◇スプリングステークス◇◇ ◇◇阪神大賞典◇◇