昨年は前半は的中率、回収率ともますまずであったが、後半は残念な 結果に終わってしまった。特に秋のＧ�Tは不甲斐無い結果となり、誠に 申し訳なく思っている。今年は、継続して的中実績を上げられるよう 不断の努力をしていく所存である。

　さて、新年一発目はガーネットＳ。Ｇ�Vとしては好メンバーが揃っており、 中々面白い競馬が見られそうである。人気はワシントンカラーが集めそうだが、 昨年も一番人気５着しているように、人気になるとアテにならない所がある。

　 　本命はゲイリーコンドル。 今回のメンバーに入っては明らかに格下の存在だが、連勝しているように とにかく状態がいい。５２０キロという馬体が示すように、いまの中山のパワーダード も望むところ。好位から抜け出せる自在性も魅力である。今週の追い切りでは坂路で破格 の時計を出し、高い性能を見せつけている。確かに実績では分が悪いが、この馬の潜在的 能力、現在の状態の良さをもってすれば通用して不思議はない。鞍上が勝浦というのは やや懸念される材料であるが、外枠というのは有利で、好位から抜け出す。

　相手は落ち着きが出て末脚に安定感の出てきたイソノウィナーと実績馬ワシントンカラー が本線。以下、印の通り。

　ワシントンカラー◎。芝のＧ１でも入着する力はあるが、この馬 はやはりダートでこそだろう。当該距離のダート戦は(3,1,0,2)で、 重賞も２勝している。今年はレコードの出るような馬場にはなりそ うもないので、この馬のパワーが存分に生かせそうだ。

　相手は上がり馬ゲイリーコンドル。この馬もダートの当該距離は ４戦４勝。1600万下を勝ち上がったばかりだが、師走Ｓの１分１０ 秒１は優秀。好位から差すレース振りも安定感がある。相手は強化 されるが、一気に突破できる勢いがある。

　トキオパーフェクトは休み明けのスプリンターズＳで惨敗したが、 この中間はビシビシ追われて、好時計をマーク。ダート経験は１戦 だけだが、このときは好時計でち切っている。今回はいい競馬が見 られそうだ。

　マイネルラヴはダートと58キロが不安材料。Ｇ１馬の底力でけ散 らせるか。同じくＧ１馬のシンコウフォレストは、ダート自体は大 丈夫。あとは気持ち次第か。ダートは未知数ながら、調子のよさそ うなコクトジュリアンにもチャンスはありそう。

　印はつけなかったが、14歳になったミスタートウジンの走りにも 注目したい。無事に回ってきてほしい。

「平安Ｓ」
◎オースミジェット
○レイズスズラン
▲マチカネワラウカド
注エムアイブラン
△バトルライン
△パーソナリティワン
△メイショウモトナリ

  目下絶好調のオースミジェット◎。前走は距離不足かと思えたが、
57.5キロを背負いながら２着。今回は適距離の上、56キロは有利だ。
相手はこちらも好調なレイズスズラン。58キロが気になるマチカネ
ワラウカドは▲まで。