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プロヴァンス編


Avignon TGV駅

職場にまるさんという同期がいます。そもそもこのフランス旅行は彼が誘ってくれたものでした。「GWにフランスに行くんだけど、日程合わせて向こうで一緒に回らない?」...現地集合ですか。

というわけでAvignon (アヴィニョン) 駅で待ち合わせたのですが、まるさんは遅れてきました。なんでも彼が乗った夜行列車が止まるはずのNiems (ニーム) を通過してしまって、接続がうまくいかなかったのだそうです。1本次の列車の到着を待ってみて良かった。

Avignonをひととおり見て昼食。列車でArles (アルル)へ。AvignonもArlesも小さな田舎町で、道が狭く、きちゃないです。その分、古い建物や石畳が残っているということなのでしょう。風が強く、砂だけでなくポプラか何か綿毛のようなものも舞っていて、目が痛くてしかたがありませんでした。そして暑い。

私はAvignonに宿をとっていたので、戻らなければいけませんでした。終電を気にしながらレストランを探します。ところが、ガイドブックであたりをつけていたところはどこも開いていません。で、苦し紛れに入ったお店がアタリでした。おいしかったです。

entrées (前菜) に「テリーヌ」と頼んだら、しじみくらいの大きさの貝が小ぶりのボウルいっぱいに入って出てきました。おしぼりが一緒に出されたので、手で食べるものと踏んで、ひとつひとつつまんで口に運び、お皿に貝塚を築きながら食べました。内職か何かしてるみたいです、1個50銭。急いでるのにぃ。

その後plats (メイン料理) 、fromages (チーズ) 、desserts (デザート) と急いでたいらげて駅に。発車5分前。まるさんとはここでお別れです。彼はここから23時過ぎの夜行でStrasbourg (ストラスブール) へ向かいます。