(701話~)
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●第701話 聞こえない 2022.3.25
●第702話 聞こえない2 2022.4.8
●第703話 NGカット 2022.4.20
●第704話 迷惑な客 2022.5.1
●第705話 ユネスコ 2022.5.3
●第706話 駅でのボケ連発 2022.6.13
●第707話 烏骨鶏 2022.6.20
●第708話 「烏骨鶏」のコメント 2022.6.22
●第709話 ジュリー・アンドリュース 2022.8.8
●第710話 ライオンズゲート 2022.8.11
●第711話 夏の終わり 2022.8.18
●第712話 続・夏の終わり 2022.8.19
●第713話 プロ転向 2022.8.22
●第714話 理由 2022.9.6
●第715話 続・理由 2022.9.7
●第716話 続・続・理由 2022.9.8
●第717話 思い込み 2022.9.17
●第718話 普通 2022.9.18
●第719話 嫌な予言 2022.10.19
●第720話 名画 2022.10.20
●第721話 ムンクの叫び 2022.10.25
●第722話 皆既月食 2022.11.9
●第723話 難しい漢字 2022.12.21
●第724話 すずめの戸締まり 2022.12.30
●第725話 コロナで入院 2023.2.2
●第726話 サラダの名前 2023.3.6
●第727話 3ランホームラン 2023.3.7
●第728話 ヌートバー 2023.3.12
●第729話 続・ヌートバー 2023.3.13
●第730話 エイプリルフール 2023.4.1
●第731話 クビ 2023.4.19
●第732話 足の裏 2023.4.22
●第733話 アドレス 2023.4.26
●第734話 聞きたい曲 2023.5.4NEW
●第735話 勝ち投手 2023.5.5NEW
●第736話 赤いユニホーム 2023.5.10NEW
●第737話 縁 2023.5.26NEW
●第738話 ちぐはぐな会話 2023.5.27NEW
毎週やっているZoom会議が始まろうとしているとき、ゆうさんからチャットにコメントが入りました。
「みんなの声が聞こえない」
たしかにゆうさんは、画面には映っていますが、口をパクパクしています。
直前までゆうさんと私は、別のソフトを使って別の配信をしていました。そして、その時はハウリングを防ぐため、二人ともイヤホンをしていました。私はチャットにコメントしました。
「イヤホンささってない?」
でもゆうさんの声はまだ聞こえません。違うのかなと思っていると、やっとゆうさんの声が聞こえました。
やはり原因は、パソコンにイヤホンがささったままだったからでした。何をまごついていたのかと思ったら、ゆうさんは、イヤホンがささったままというのは、最初、自分の耳にかと思ったんだそうです。
毎週やっているZoom会議。先日は、ゆうさんがパソコンにイヤホンをさしっぱなしにしていて、ゆうさんの声が聞こえず、ゆうさんにもこちらの声が聞こえないことがありました。
昨日は、こちらにゆうさんの声は聞こえましたが、ゆうさんにはこちらの声が聞こえていないようです。
私はチャットで、「入り直したら?」と送りました。ゆうさんはZoomに入り直しましたが、まだ聞こえません。
私は次に、「パソコン再起動したら?」と送りました。しかし、ゆうさんはのんびりとアイスクリームを食べ始めました。
放っておいたって直らないのに、あきらめたのかよと思っていると、しばらくしてゆうさんは「小さく聞こえる」と言い出しました。
結局、またパソコンにイヤホンがささっていたのでした。まさか同じことを二度もするとは。ゆうさんのことはまだまだ常人には理解できません。
先日、私は、ゆうさんと、拙著「長島龍人のブラックショートショート」の中から、『臓器移植』という話の動画を撮影し、YouTubeにアップしました。2分ちょっとの動画で、私が医者役、ゆうさんが女性役で出演しています。
私は編集する際、サプライズのつもりで、ゆうさんには内緒で、最後にNGカットをひとつ付けておきました。
あるZoom配信の開始前、ゆうさんを含めた数人で、その動画についての話をしていると、ゆうさんが、NGカットについて知らないと言い出しました。
「エンドロールのすぐ後に始まったでしょ?最後まで見なかったの?」
「見たはずだけどわからなかった」
どうりで、ゆうさんは、アップした動画を見た後もNGカットについて何も言ってこなかったはずです。
こっちがサプライズ!
新幹線に乗るとき、かなりの確率で自分の指定した席を間違えるゆうさん。ある日、席についてお弁当を広げ、食べ始めると、通路に人が立ち「ここ」と言われました。
慌ててお弁当をしまい、切符を確認すると、なんと間違っていません。ゆうさんはその人に切符を見せ、「ここ、合ってますよね?」と言いました。
するとその人は、「そこじゃなくて隣。ここ」と言って、隣の席を指しました。ゆうさんは、バッグを隣の席に置いていたのでした。
自信があるのかないのか。迷惑な客であることは間違いなさそうです。
毎週月曜の夜に4人で行っているライブ配信終了後、一人が、ユネスコ関連の仕事で海外に行くため、欠席したい日の予定を話しました。
すると、ゆうさんが言いました。
「ユネスコって恐竜みたいなの?」
意味がわからずにいると、一人が笑いながら言いました。
「ネス湖のネッシー?」
詳しくは知らなくても、聞いたことくらいはあると思うんですが。
※ユネスコは、国際連合教育科学文化機関。
国連の経済社会理事会の下に設置されている、教育・科学・文化における国際機関です。加古川河川敷での講演を終え、新幹線で西明石から名古屋に戻る際、ゆうさんと私はお互いのスマホで隣り合う席を予約しました。ゆうさんが調べてくれたのですが、その時間だと乗り換えが必要ということでした。私が聞きました。
「どこで乗り換えるの?」
「京都」
即答でした。
しかし、念のため私が確認すると、乗換駅は新大阪でした。
ホームには、すでに乗る新幹線が発車時刻を待っていました。ゆうさんについて行くと、私は反対方向だということに気づきました。
二人でホームを反対に歩き、指定席の番号は12号車2番だったので、私は12号車の入り口でゆうさんに乗るように促し、席にはすぐに座れました。ゆうさんは、12号車の反対側の入り口の方が席には近いと思っていたとのことでした。
新大阪駅での乗り換え時間は5分でした。別のホームへの移動が必要でしたが、私は予め乗り換える新幹線の番号と席を記憶しておいたので、急いで乗り換えることができました。
ゆうさんは、同じホームで待っていればいいと思っていたとのことでした。
どっちがマネージャーなんでしょうか。
岐阜県関市の「ライオンの隠れ家」という古民家で講演させていただきました。カフェも経営されていて、開演前に、参加者の方たちとランチをしていました。そこでは烏骨鶏(ウコッケイ)を飼われているそうで、繁殖しているとのことでした。
突然、鶏の鳴き声がしました。
ゆうさんが言いました。
「ウコッケーって鳴くんじゃないんだね」
カッコウじゃないんだから。
私が、岐阜県関市の「ライオンの隠れ家」という古民家で講演させていただき、そこでは烏骨鶏を飼われていたと投稿したところ、ある方が、
「おー、懐かしい。みんな元気かな」
と、コメントをくださいました。それに対し、ゆうさんは、
「うこっけいとお友だちなの?」
と返しました。コメントされた方は、
「ライオンの隠れ家はかつての同僚がやっているということ。(以下略)」
と返されました。その後私が、
「ゆうさんの場合、冗談を言うことはまずないので、烏骨鶏とお友達というのもどう解釈していいか迷ってたんだけど、やっぱり本気だったのかな」
と書くと、ゆうさんから
「本気です」
とのこと。
やっぱり。まだ予想を超えてくる。
私の大好きな映画の一つに「サウンド・オブ・ミュージック」があります。
以前、ゆうさんに紹介し、ゆうさんはDVDで見ました。先日、ゆうさんが言いました。
「ジュリー・アンドリュースって、一人なんだね」
「え?」
「アンドなのに」
「えーっ!ジュリーとリュース!?」
ゆうさんは本気なんです。
ゆうさんからLINEが来ました。
「ライオンズゲートはどこ?ってSNSで呟いている人が多いけど、動物園だよね?」
私は絶対違うだろうと思いましたが、知らない言葉だったのでネットで調べると、
『ライオンズゲートとは、宇宙からのエネルギーを地球に届けるためのスピリチュアルな扉。このゲートが開き、パワーが最大化するのが8月8日頃といわれています』と書いてありました。
それから私はゆうさんに、
「違うようだぞ」と送りました。
私にLINEしてくる前に調べればいいのにと思っていると、ゆうさんから
「え?ライオンなのに?」と返信が来ました。
夏の全国高校野球大会。準々決勝は、雨が降ったため予定より少し遅れて開始することになり、朝8時過ぎに、私はゆうさんにLINEしました。
「準々決勝、開始遅れてるが、やるな」
11時半過ぎ、ゆうさんから返信が来ました。
「そうね。午前中会議だったので見逃したけど、名電はこれからかな」
ゆうさんは愛知県出身なので、愛工大名電を応援していたようです。愛工大名電は既に第一試合で負けていました。私は返信しました。
「名電負けたよ」
「えー!残念」続いて、「夏が終わった」
選手か!第何試合かも知らなかったくせに。
夏の甲子園、準々決勝。第三試合では、春夏連覇を期待されていた大阪桐蔭が敗れました。私はゆうさんにLINEしました。
「大阪桐蔭が負けた」
ゆうさんから返信が来ました。
「えー!また会議中で見てなかった。あの大阪桐蔭が(驚きの顔)」
私が、「仕事だから仕方ない」と返すと、
「私が見てないと負けるのかな」
夏終わったんじゃなかったの?
羽生結弦選手がプロ転向を発表した時の、ゆうさんからのLINE。
「羽生くんがプロになるんだね。もうプロ並みに上手いけど」
「プロは大会に出なくなるってことよ」
「あ。そういうこと(両手で目を覆ったスタンプ)」
確かにスポーツによってプロの意味合いは変わるが、この思い込みがゆうさんならでは。ゆうさんは会議中に
「青木さん、ご意見をお願いします」と言われ、
「すいません。ぼーっとして聞いてなかったです。足が痒かったんで」
と答えて爆笑されたそうです。
正直なんだか何なんだか。言い訳にもなってないし。
ゆうさんからLINEが来ました。
「昨日のボケ事件の対応方法がわからなかったので、チコちゃんにお便りを送りました」
精神年齢は5歳です。『続・理由』のゆうさんのコメント。
「あらら。番組で読まれたら、どなたか教えてください。あんまり見てないので」
私のコメント。
「あの番組では、そういう質問は取り上げようがないと思います」
ゆうさんのコメント。
「そうなの?」
これがほんとの、
ボーっと生きてんじゃねーよ!神奈川県二宮での講演会の日の朝。私が、ゆうさんが前泊したホテルのロビーに、待ち合せた9時半少し前に行くと、ゆうさんは既に来ていました。
時間通りに会えてよかったと思って出発しようとすると、ゆうさんは待ち合わせ時間を間違えて、8時50分から待っていたそうです。
前日にも確認していたので、何で?と聞くと、本人もわからないとのこと。早い方に間違えてくれたのでよかったのですが、どこから50分などという半端な時間が出てきたのでしょう。
待ち合わせ時間はゆうさんが決めたんだし、LINEでやり取りしていましたから、忘れたのなら簡単に調べられます。
根拠のない思い込みは、十数年経っても治りません。
神奈川県二宮での講演会の翌日、私が新幹線で名古屋に帰るため東京駅に行くと、雨のために東海道線が遅れているとのアナウンスがありました。私は既に愛知県に戻っていたゆうさんにLINEしました。
「(二宮の講演会が)今日だったら、東海道線遅れてる」
ゆうさんからの返信。
「えー!名古屋に帰れる?」「新幹線は普通だよ」
「普通の新幹線よかった(^^)」
(意味わかんないな)
しかし、その後、私が乗車した新幹線も、雨のために新横浜で待機することになりました。私はゆうさんにLINEで報告しました。
「新横浜で止まっちゃった」
「こだまになるの?」
(意味わかんないな)
「動くまで待つだけ。何でこだま?」
「普通の新幹線だから」
「(新幹線は)普通に運行してたってことよ」
こだまだって普通列車じゃないし。
30分後、新幹線は運転再開しました。
ゆうさんが言いました。
「大谷、MVPとれなかったね」
「え?もう発表あった?」
「お父さんが言ってた」
「そうかあ。ちょっとテレビ見てなかったからな」
私がネットで調べると、発表は1カ月先の予定でした。
ゆうさんの聞き違いか、親子でボケてるのか。
とれなかったら、ゆうさんのせいです。
講演会に行くため、ゆうさんと電車に乗っていると、額面広告に名画が使われていました。ゆうさんが言いました。
「ゴッホ?」
「ううん。ミレー。この絵はタイトルの方がよくクイズに出るよ」
「……おちょぼ稲荷?」
ミレーの『落穂拾い』は、よく、『落葉拾い』と間違って覚えている人がいます。ゆうさんの場合、「ぼ」は合ってるのがすごい。
毎週月曜の夜に配信している『お金のいらない国』Zoom会議で、ミンクの毛皮の話が出ました。
ゆうさんは視聴者参加でしたが、コメントに
「ムンク?」と入れていたので、私はグループのmessengerに
「ミンクと、ムンクの叫び」として画像を並べて投稿しました。するとゆうさんの返信は、
「ミンクも叫ぶの?」というものだったので、私はこう返しました。
「ミンクは動物ですから鳴き声はあると思いますが、叫ぶかどうかは知りません。 画像は、ミンクとムンクを並べればよかったのですが、ムンクの顔写真を載せてもピンとこないと思うので、有名な作品「叫び」を載せました。コメントには、叫びがミンクにかからないように、一応「、」を入れました」
すると、ゆうさんからの返信。
「え?あの絵の人の名前がムンクじゃないの?」11月8日は皆既月食でした。私はもしやと思って、夕方ゆうさんにLINEしました。
「怪奇月食だと思ってない?」
すると、ゆうさんの返信は、
「今日はそうだよね!」続けて、
「奇怪とは思ってないよ😝」え、どういうこと?
私は返信しました。「皆既月食だよ」
すると、
「あ。そっち(両目を手で覆った絵文字)」
う~~~ん。
ゆうさんと毎週配信しているClubhouse。ゆうさんがコメント欄を見て言いました。
「これなんて読むの?何とかむし類。りゅうじんさんわかる?」
見ると、『爬虫類』でした。
「はちゅうるい」
ゆうさんは笑い出しました。
「はちゅうるいかあ。あはは」
「ときどき見ない?まあ、俺も読めても書けないけどな」
驚いたのはこの後。
「はちゅうるいって、ハチじゃないの?ハチっていう字」
「蜂?あれは昆虫だぞ」
「違う違う、ハチって漢数字の八」
「なんで?なんで八なの?」
「わかんない。私のイメージ」
これがゆうさん。
ゆうさんが、公開中のアニメ映画のタイトルを聞いてきました。
「すずめのお宿?」
「違うよ」
「すずめの涙?」
情けなくなってきたな。
ゆうさんはコロナにかかりました。自宅療養していたところ、症状は悪化するばかり。一時は死を覚悟するほど苦しんだ末、肺炎を併発し、入院することになりました。
入院した時の、病院からのゆうさんのLINE。
「着てきた洋服が反対こだった」
死にそうになってもボケは忘れないゆうさん。
「看護師さんにウケてました。初対面なのに(両手で目を覆ったスタンプ)」
現在はほぼ完治し、元気にしています。
※「反対こ」は飛騨地方の方言、幼児言葉など諸説あるようです。
講演会に向かう途中、どこかのお店の看板を見たのか、ゆうさんが言いました。
「ケールシー、ザーサラダって書いてあった」
一瞬、何それと思いましたが、私は言いました。
「ケール、シーザーサラダじゃないの?」「あ、そうか」
「あはは。でも、2行だったら書いた人が悪いよ」
「1行で書いてあった」
何でそこで切るかな。
侍ジャパンWBC前の強化試合、阪神戦で、大谷翔平選手が第2打席、完全に体勢を崩しながらの3ランホームランを放った。
ゆうさんは放送を見ていないだろうとは思ったが、直後に私は数人の知り合いにLINEを送りました。
「大谷やばい(汗をかいて笑っているスタンプ)」
すぐにゆうさんから返信が来ました。
「ボケてしまったの?」
「あんたじゃないんだから」
「えー(両手で目を覆ったスタンプ)詐欺にあったとか?」
「ありえないホームラン」
「えーーー!!宇宙まで飛んで行ったのかな」
「続きはボケ事件で」
「えーーー!!これもボケ?(両手で目を覆ったスタンプ)」
ちなみに大谷選手は、次の打席も3ランホームランを放ちました。
WBC侍ジャパンでは、ヌートバー選手が大活躍しています。
第3戦の最中に、ゆうさんからLINEが来ました。
「大谷もすごいけど、ヌートリアって選手もいいみたいね」
「いいね。ビーバーみたいなやつね」
「あの人、前歯が出てるの?」
「人間じゃないからね」
「えーーー(ビックリ顔のスタンプ)×3
日本代表で出ていいの?」「川で泳いでたよ」
「えーーー(ビックリ顔のスタンプ)×3
だいじょぶかよ。まだ寒いよ」「続きはボケ事件で」
「続きはボケ事件で」
「え?ボケたの、私?」
「さすがです」「さすがなの?(両手で目を覆ったスタンプ)」
「見直さない、気づかない」
「(冷や汗をかいているスタンプ)」
「まだ気づかないんだ。ちょっとやばい」
ここでテレビ中継のヌートバーという表示を見たようです。
「あれ?ヌードバーだって」
「裸じゃないよ」
4月1日。甲子園決勝の日。スキー場に行っているゆうさんからLINEが来ました。
「今日はエイプリルフールなんだね。嘘つかなきゃ」
しばらくしてゆうさんから。
「そろそろプレイボーイかな」
「わざと?」
「もう終わっちゃったかな」
「まだやってるよ。プレイボーイのことを言ったんだけど」
「え、あ(両手で目を覆ったスタンプ)」
ただのボケでした。
テレビのニュース番組で、競馬の結果をやっていました。順位を知らせる電光掲示板が映ると、ゆうさんが言いました。
「え!クビだって」
「クビになったわけじゃないよ」
これと同じ会話は以前にもした記憶があります。
ゆうさんと二人で毎週やっているClubhouseの告知を、ゆうさんがSNS上にしてくれました。画面にはタイトルなどの他に、いくつかのイメージ画像が載っています。ゆうさんがコメント欄に書きました。
「このサムネイルの足裏の写真はなんだろう」
イメージ画像には、他にも外人さんとか知らない画像がありました。
私の書き込み。
「ソフトが勝手に作るんでしょ。他の写真も知らないのあるしね」「そっか。私のじゃないんだ(両手で目を覆ったスタンプ)」
「え!マジ?あなたの場合はマジなんだよな(^^ゞ」
「マジっていうか...…マジじゃないことがないです」
普通、自分の足の裏の写真だとは思いませんよね。
ゆうさんに送りたい文書があったので、ゆうさんにLINEしました。
「ワード文書で原稿は書けたよ」
ただ、ゆうさんのメールアドレスはいくつかあるので続けて送りました。
「アドレスはどれだ?」
ゆうさんから来た返信には、自宅の住所が書いてありました。
まあ、アドレスと聞いたので、間違いではないんですが。
私はしばらく前に音楽のサブスク、アップルミュージックに入ったので、月1000円ほどの定額で、最新曲を含めた、あらゆるジャンルの1億曲がいつでも聞けるようになりました。
ゆうさんに何か聞きたい曲はないかと尋ねたところ、ゆうさんは鼻歌でフンフンと歌いました。私は聞いたことのある曲でしたが、誰のなんという曲かはわからなかったので、その時は見つけられませんでした。
後日、同じ話になった時、ゆうさんはその曲のCDを出してきました。ゆうさんは以前からCDを持っていたことを忘れていたそうです。
エンゼルス大谷翔平選手は、先発投手としてマウンドに上がりました。交代するまでチームは負けていましたが、最後は逆転勝ちしました。私はスキーに行っているゆうさんにLINEしました。
「大谷、勝利投手にはなれなかったが、エンゼルス逆転勝ち」
ゆうさんから返信が来ました。
「えー!勝っても勝利投手じゃないの?」
「大谷が投げている時には負けてたから」
「そうなんだ。いろいろルールがあるのね」
ゆうさんの旦那さんは高校野球部の監督です。
エンゼルス大谷翔平選手が、先発投手としてマウンドに上がりました。私はゆうさんにLINEしました。
「大谷が投げている」
ゆうさんの返信。
「勝利投手になれるかな」(この間、間違えたからな)
しばらくして私の返信。
「まだ投げてるが、負けてる」「負け投手」
(まだ負けてないけどな)
結局エンゼルスは負けてしまいました。
「今日は負け投手になった」「ざんねんだったね。いつかは勝ち投手になるよね」
「今シーズン既に4勝して、初めての負けだからね」
「レッドソックス強いね」
(なんで急に)
「すごいとこ行ったね」「え?すごいの?」
「いきなりレッドソックスなんてチーム名出してきて。吉田正尚がすごいんでしょ」
「あれ?大谷くんはレッドソックスじゃないんだ。赤いユニホームだったよね」
「ボケ事件!」
ゆうさんと時々YouTube配信している、私が自作の話を朗読し、それについて解説するという番組があります。昨日はその中で、縁のある魂、親子の縁についての話をしました。
私が話していると、ゆうさんが両手の指を使って丸を作りました。私は何かのOKサインかなと思いましたが、私の話が終わった時、ゆうさんが指でまたその丸を作って言いました。
「この円じゃないんですね」
東京に向かうゆうさんからLINEが来ました。
「新幹線の中で財布拾った」
「駅員さんに届けたのかな」
「お財布が落ちています!って大きな声で言ったら、座っていた男性が『ありがとうございますー』って。すぐ見つかった」
「がんばったね」
「うん(^^)ふんづけそうだったから火事場の馬鹿力が出た」
(変な表現だな)
「そんなに重くないけど(^^ゞ」「たしかに(両手で目を覆ったスタンプ)
踏んづける前だったけど、ペラッペラのお財布だった」(失礼な奴だな)
「大きなお世話(^^ゞ」「いいことしたのに(両手で目を覆ったスタンプ)」
「拾ってあげたのはいいことだよ(^^)
ペラッペラが大きなお世話」「大きな親切と大きなお世話」
「小さな親切だな」