中禅寺湖と奥日光

9月6日撮影


華厳滝
日本三大名瀑のひとつ<(華厳滝、那智ノ滝、袋田ノ滝)、そして奥日光三大名瀑のひとつ(華厳滝・裏見滝(うらみのたき)霧降滝(きりふりのたき)
発見は>勝道上人(しょうどうしょうにん)と言われ、仏教の経典「華厳経」から名付けられたといいます。
日光には他にも、教典から名付けられた滝が多いのが特徴です。(華厳滝、涅槃滝、般若滝、方等滝、阿含滝)
約100メートルの断崖を落下する姿は壮観。
中禅寺湖は標高1269メートル、周囲25キロメートル、面積11.62 平方キロメートル、最深部163メートルの湖です。
2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖といわれ、日光国立公園の湖沼の中で一番大きな湖です。
また中禅寺湖は人造湖を除く広さ4平方キロメートル以上の湖としては、日本一高い湖です。 発見は天応2年(782年)に勝道上人が男体山の登頂により発見されたといいます。
明治5年(1872年)まで女人牛馬禁制がしかれていました。明治9年(1876年)明治天皇が訪問され幸の湖と名付けられています。
周囲には二荒山神社、中宮祠や立木観音など歴史的な建造物もあります。
茶ノ木平より 湖上より
男体山
標高2484メートル。古くは二荒山(ふたらさん)と呼ばれ、山岳信仰の聖地として多くの人々に崇められました。
この山が「日光」と言う名前のもとになったと言われています。
松尾芭蕉の奥の細道では、同行の曾良(そら)が黒髪山(くろかみやま)の名でこの山を詠んでいます。
この山全体が二荒山神社の神域で、頂上には二荒山神社のが奥宮あるといいます。
また山頂には、太郎山神社があり御祭神は味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)が祭られているほか、8合目には滝尾神社もあります。
竜頭滝
落ちてくる水が滝壺近くの岩により、ふたつに別れる姿が、竜の頭に似ていることから、こう呼ばれているといいます。この滝は、ツツジの季節(5月)と紅葉の季節(10月)の眺めが美しいことで有名です。
戦場ヶ原
標高1395メートル、面積400ヘクタールの湿原。男体山の噴火で湯川がせき止められてできたといいます。
高山植物の宝庫で、植物観察や野鳥観察を目的に訪れる人が多いところです。
名前の由来は、神戦伝説「戦場ヶ原神戦譚」と呼ばれる伝説からきています。神代の昔、下野の国(栃木県)の男体山の神と上野の国(群馬県)の赤城山の神が領地の問題で戦った。男体山の神は大蛇、赤城山の神は大百足に姿を変えて戦った。赤城山の神は、男体山の神の助太刀の岩代国(群馬県)の弓の名手、猿丸の射た矢で右目を射抜かれ、戦いは男体山の神の勝利に終わった。
この戦いがあったところが、戦場ヶ原。大百足の流した血がたまったのが、赤沼。勝負が付いたのが菖蒲ヶ浜。勝利を祝ったのが歌ヶ浜と呼ばれるようになったと言われています。
季節はずれで見るものほとんど無し ワレモコウ
湯滝
湯ノ湖の南端にある、高さ75メートル 幅25メートル 落差50 メートルの滝
岩に当たり砕けた水が、真っ白に流れる姿が湯に見える事から湯滝と付けられた。
あるいは湯ノ湖からの滝なので湯滝と言われるなどの説があります。
滝に沿った遊歩道(かなりきつい階段)が湯ノ湖畔から、滝の上まで続いています。

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