笠間稲荷神社


 四方を山に囲まれ、城下町の風情漂う笠間の中心に鎮座する笠間稲荷神社は、社伝によると1349年前、孝徳天皇の御代の白雉年間と云われ、祐徳稲荷、伏見稲荷とともに日本三大稲荷のひとつに数えられています。
 また胡桃下稲荷、紋三郎稲荷としても知られ、訪れる崇敬者も多く年間350万人余。楼門をくぐると国の重要文化財に指定されている江戸末期建立の重層入母屋造りの本殿。総けやき造りで、周囲は当時の名工たちの技による「蘭亭曲水の図」や「三頭八方睨の龍」など精緻な彫刻で飾られています。
 境内の笠間稲荷美術館は正倉院と同じ高床式の校倉造り。中世六古窯の焼物などが展示されています。また樹齢400年の県指定天然記念物の一重、八重の藤の巨木も見ものです。

参道一の鳥居 楼門
拝殿 東門
       常陸七福神
大黒天 笠間稲荷神社 笠間市笠間 1

恵比壽 筑波山神社 つくば市筑波 1
毘沙門 西光院 八郷町吉生 2734
辯財天 逢善寺 新利根村小野 318
福禄壽 長勝寺 潮来町潮来 428
壽老人 西蓮寺 玉造町西蓮寺 504
布袋尊 月山寺 岩瀬町西小塙 1677
県指定天然記念物の八重の藤
(5月中旬頃が見頃です)

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