水湿地に群生する多年草です。葉の中央に隆起腺がないこと,内花被片が細く直立すること,外花被片の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどが特徴です。 「伊勢物語」の八橋の段で,在原業平と思われる男が,カキツバタの 5 文字を歌に読み込めといわれ旅の心を詠んだ。
から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ
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