本人への告知

Kちゃんは自宅から2kmほどの県立M高校に受験を決めました。

2005/03/01
初診時(昨年10月下旬)と比べると上咽頭より生じた癌は明らかに大きくなっています。今後増大が進むと
・痛み 顔面痛、頭痛など
・開口障害
・視機能の障害
・鼻出血
・頭部リンパ節腫瘍
・その他
などの症状が予想されます。

治療としては
抗癌剤で腫瘍(癌)を縮めてだめ押しで放射線をかけたい。
さらにだめ押しで抗癌剤投与を1年位継続(飲み薬または点滴)

放射線科の医師とも相談しますが放射線治療は継続して7週間
原則通院照射が可能と思います。
副作用が強い場合は入院を考慮します。

放射線治療を行う場合は担当医より説明があります。

他の治療としては
・陽子線治療-->放射線治療に比べて副作用が少ないとされています。
静岡県立がんセンター陽子線治療科    自費診療になります。
3月10日受診時に早めの点滴治療の計画を立てるようにします。


受験も終わり、無事合格することができました。

父親としては、春休み本格的治療をと思っていたのですが、本人にも言えず、まして親戚にも話していません。

何回か入退院を繰り返したので合格祝いと退院祝いということで中華料理屋さんで嫁さんの実家の6人と、我が家の6人で「お祝い」をしました。
ちょっと複雑な心境です。

なかなか子供に話せません・・・・・・・・

話したのは高校入学前・・・・・・・
本人もうすうす分かっていたような・・・・・・・
しかしショックはかなり強かったようで、夜中に母親に「ぼく、死んじゃうの?、直るよね、絶対直るよね?と訊ねたそうです。

せっかく高校に入れたのに・・・・・・