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後小路にある常国寺の山門前に建立されている日蓮宗法塔には、妙法蓮華経の五字に南無の二字を冠した「南無妙法蓮華経」と宗祖の「日蓮大菩薩」を刻しており、法華妙法の功徳と宗祖日蓮の事績をたたえた石塔である。刻字をみると筆端が鋭く延びた髭(ひげ)のようであり、ひげ題目という。
この法塔の高さは260pもある大型のものでであり、慶安元年(1648)6月に施主寺田又左衛門によって建立されたものである。なお、当寺の境内には正保3年(1646)に建立された法塔や廿日市鋳物師で庄屋や本陣役を勤めた山田家歴代の墓碑などがある。
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