新宮神社の懸仏
下平良にある新宮神社は下平良村と廿日市の氏神であったが、のちには下平良村の氏神とされた。この神社には神仏習合時代に礼拝信仰されていた懸仏が残されている。 この懸仏は合掌仏坐像で裏面には「永禄元年(1558)9月29日 新宮本地仏」と墨書があり、永禄元年(1558)に製作奉納されたものとみられ、当時の神仏習合の信仰を伺うことができる。 はつかいち点描