丸石のサイホン式水路
尾那岡の西側一帯の丸石新開には経小屋山を源流とする向原川の水を分水していたが、明治30年(1897)9月山陽鉄道の敷設工事で用水路が分断されたためにこのサイホン式水路が新設された。昭和28年(1953)ころには丸石新開には2町歩(2ha)の田地があったが、徐々に畑地や宅地化されてサイホン式水路は廃止された。
「広島県の近代化遺産」広島県教育委員会 平成10年(1998)3月発行 に掲載されていますので参照して下さい。
おおの地区点描