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当市佐方の佐方八幡神社境内には津和野藩士堀田仁助が文化5年(1808)に寄進した石燈籠と田原小左衛門が安政5年(1858)に寄進した石狛犬が建立されている。堀田仁助は延享4年(1747)御船屋敷で生れており、宝暦12年(1762)に津和野に移っている。
仁助は数学を学び津和野藩の三大和算家と称せられ天明3年(1783)幕府の天文方属員となった。寛政11年(1799)幕府より蝦夷地の測量を命じられ、様々な測量機を作製し蝦夷地の地図を作成している。仁助の業績は蝦夷地(北海道)航海測量の先駆となった。
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