峠石清水神社の三十六歌仙額
峠にある神社で、珍しい石造の両部鳥居が建立されている。拝殿には三十六歌仙額が35面掲額されている。
これらの三十六歌仙額は万延元年(1860)に奉納されているが、誰が描いたものかは定かでない。吹きさらしのため退色、剥離が激しく誰を描いているのか解らないものもみられる。
35面のうち32面の歌人は何とか確認することができるが、3面は確認不能で1面は失われている。
柿本人麿 素性法師 藤原仲文 源信明 伊勢 源順 権中納言敦忠 藤原清正 | さいき地区点描 |