永原新宮神社の三十六歌仙額
 永原にあり通称「杉の森神社」といわれている。当神社には応永16年(1409)の銘文のある神像一対が祀られており、拝殿には三十六歌仙額が32面掲額されている。
 三十六歌仙額はいつ頃描かれたものか誰が描いたものかは定かでない。吹きさらしのため退色、剥離が激しく誰を描いているのか解らないものもみられる。
 32面のうち30面の歌人は何とか確認することができるが、2面は確認不能で4面は失われている。
猿丸太夫 坂上是則 平兼盛 清原元輔
壬生忠岑 藤原高光 小野小町 紀友則
| さいき地区点描 |