でこ芝居説教源氏節

 でこ芝居といわれている説教源氏節人形芝居は明治ころに原の藤原イワが眺楽一座を創設して地方順演をしており、一座の座員は技芸を継続伝承して現在に及んでいる。
 この一座が誇る「はったんがえし」は、狭い舞台を御殿の座敷が連なっている様子を表現する装置で絢爛豪華な御殿の座敷が次々とあらわれてくるところが見所である。 この説教源氏節は広島県無形民俗文化財に指定されている。
はつかいち点描