マキノバス自動車客待合所跡(広電バス廿日市営業所跡)
		広電廿日市駅前にある３軒長屋の手前にある山田漬物店のところが昭和１０年代ごろマキノバスの自動車客待合所であった。昭和１８年(１９４３)にマキノバスは広島電鉄に買収統合されて広電バスの廿日市営業所となった。 　右側の建物の所が車庫跡でマキノバスは津田、浅原、秋中、本郷方面に路線営業をし、後に原の路線も営業していた。 　昭和２４年(１９４９)頃広電バスの廿日市営業所管内路線は大竹〜広島、本多田〜広島、久日市〜広島、浅原〜広島、玖島〜廿日市、田中原〜廿日市、本郷〜廿日市、原〜廿日市、廿日市〜石内間の各路線３１１．８ｋｍの営業をしていた。 　昭和３０年代に国道２号線沿いに広電バス廿日市営業所が移転後は食堂として使用され現在は店舗として使用されている。 　(ふるさとの写真集、広島電鉄開業８０・創立５０年史)
廿日市の近代化遺産