小野不由美
 東の海神 西の滄海 風の万里 黎明の空 図南の翼 黄昏の岸 暁の天 くらのかみ 華胥の幽夢

『東の海神 西の滄海』

データ:

 発行年  2000.7初刷り
 発行所  講談社(文庫)
 ISBN 4-06-264834-2
 初出   講談社X文庫ホワイトハート:1994.6
 シリーズ 十二国記

あっちゃんの感想:
 読み始めは軽めだなあと思っていたが徐々にハードになっていく。最後の方など結構残酷だし・・・十二国記シリーズはこれで3作目だが(外伝の「魔性の子」を含めれば4作目)1作ごとに雰囲気が違う。(違うのはそれだけじゃないけど)その描き分けもうまい。世界が逆転していくという意味ではミステリー的なおもしろさもあるし目が離せなくなりそう。

02.4.11

『風の万里 黎明の空』上・下

データ:

発行年     2000.10初刷り(X文庫:1994.9)
発行所     講談社(文庫)
シリーズ    十二国記

あっちゃんの感想:
評価:A
非常にシリアスなストーリー、陽子、鈴、祥瓊という3人の少女(最も仙籍に入って年を取らなくなった者ばかりだけど)の成長物語といえるでしょう。特に鈴と祥瓊に対する見方は厳しくしかしそれだからこそ後半が生きてくるんですね。また采王黄姑、供王殊晶という2人の女王の存在も気になるところ、そして何よりも気になるのが十二国記そのもの、とても人工的な匂いがする世界である。異世界ファンタジーと思って読んでいたシリーズが実は・・・と言う気がしてならない。そんな興味も持ちながら早く追いつきたいと思っています。

02.7.3
『図南の翼』

データ:

 発行年  2001.1初刷り(X文庫:1996.2)
 発行所  講談社(文庫)
 ISBN 4-06273052-9
 シリーズ 十二国記
あっちゃんの感想:
前作「風の万里 黎明の空」では少し高ピーで厳しい珠晶でしたが供王になるまでにこんなドラマがあったのかと興味深く読みました。逢山を目指す珠晶の論理もなかなかのものだったし頑丘や利広などの登場人物のやり取りもよかったです。十二国記追いつくまで後2冊、来年4月ぐらいには大丈夫かな

02.12.26
『黄昏の岸 暁の天』

データ:

発行年  2001.4初刷り
発行所  講談社(文庫)
ISBN 4-06-273130-4
シリーズ 十二国記
あっちゃんの感想:
 十二国記外伝「魔性の子」と同時間の「十二国記」側の物語でありかつ十二国記の秘密に迫っていく1篇でもある。僕はこのシリーズの擬似中国神話的世界観が気になって仕方なかった。人工的に作られた世界のような気がするのだ。(小説なんだから人工的なのは当然であるが)作中人物が「何もしない天」に対し疑問を感じるがそれは同時に読者の疑問でもある。なにやらとんでもないシリーズになっていきそうに感じているのは僕だけではあるまい。

03.6.22
『くらのかみ』

データ:

講談社

内容:
 田舎のおじいさんが病気で危ないので、親戚一同が集められる。
 子供たちは初めて会ったのだけど、仲良く遊んでいるうちに、どうやら座敷ワラシが仲間に入ったらしい。一人多いのだ。どう考えても始めから皆いたような気がするし、親たちも誰も気づかない。そうこうするうち、大人たちは食中毒を起こすが、毒セリが混じっていたと分かり、子供たちは誰の仕業か探索を始める。
EGGさんの感想:
図書館に並んでいたので、ついでに借りて読んでみました。
(殊能さんのもあったけど なんとなくパスしました)

前半はちょっとホラー調で、後半はやたらロジカルです。
私は小野さんの論理性とは波長が合わないらしく、彼女の論理には半分も付いて行けません。枚数の関係か、頭が良すぎるのか.....
読んだ子供たちも困るんじゃないだろうか。でも、とても面白い試みだと思います。
(設定も、推理を組み立てては壊すという手法も)終わりのほうが、お金と幸せの比較でお説教になってしまったのは、いくら子供が相手だとは言え、もったいないと思います。
十二国記シリーズのように、読んだあと自分で感じるべきことだからです。

03.8.19
『華胥の幽夢』

データ:
 発行年   2001.7
 発行所   講談社(文庫)
 ISBN  4-06-273204-1
 シリーズ  十二国記
あっちゃんの感想:
 ようやく最新刊に追いつきました。この短編集いずれもよくできていた。中でも「乗月」はよかった。視点がシリアスで重いところが何とも言えない。

04.7.4

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