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タイトル感想>「聖徳太子憲法は生きている」
記事No1287
投稿日: 2008/07/13(Sun) 15:21
投稿者くれい爺 < >
「聖徳太子憲法は生きている」
   三波 春夫

小生が生まれ、育ち、そして今住んでいるところは聖徳太子ゆかりの地といわれている。
そしてまた、小生の家は稗田阿礼比売を祀った神社の氏子でもあるので、この三波春夫の「聖徳太子憲法は生きている」という本とはいささか関係がある。
とはいえ、聖徳太子の憲法が八十五条もあったなんて、ちっとも知らなかった。
これは「先代旧事本紀大成経」(これも小生はまったく知らなかった)からとったもので、この「先代旧事本紀大成経」は偽書とされているらしい。
さて八十五条もの憲法を読んでいくのはちとしんどいが、その後に「隠された日本史」という項があって、こちらは面白い。
相当にあてつけっぽいが、読み物としては、想像を巡らしていけて面白いのだ。
三波春夫はもちろん昭和を代表する歌手、それも国民的(昭和の時代だからこそそういうものが存在しえたのだろうが)歌手の一人であったことに異論はあるまい。
その彼がこういう本を残しているというのも面白い。