タイトル | : 揶揄>「亡国のイージス乗り」 |
記事No | : 1277 |
投稿日 | : 2008/03/09(Sun) 17:35 |
投稿者 | : くれい爺 <
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「亡国のイージス」 福井 晴敏
読んだのは一年ほど前だったと思うが、EGGさんが高評価をされていた記憶があり、小生もなかなか楽しめた作品だった。 そして福井晴敏が描く海の男たちは、敵にしろ味方にしろ信念を持ち、筋の通った魅力ある男たちだったのに。 が、実際にイージス艦に乗っている男たちはそんなものではなかった。 千数百億の税金をつぎ込んだ最新鋭の装備は、じつは乗組員が自動操舵でのんびりくつろぐためのものであったのだ。 で、こんな話はどうかと考えた。 東京湾をまっすぐ首都に向かって自動操舵で北上するテロリストに占領されたイージス艦とそれを阻止しようと小型船で立ち向かう海の男たち。 イージス艦は小型船を薙ぎ倒すかのようにまっすぐに進んでいくが... このイージス艦には、どうだろう..."あたご"でなく"モビー・ディック"とでも名付けるか。
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