桜庭一樹の「私の男」が第138回の直木賞を受賞しました。
　構成がミステリを髣髴とさせるとか、「赤朽葉家の伝説」よりもこちらを買う、といった評価を方々で見かけたので、読んでみたのですが...
　正直なところ、ミステリではないです。力作だとは思いますが、主題となっているインモラルな部分をどう感じるかで作品に対する評価は分かれると思います。私にはとても理解できませんでした。

　遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
　今年も洪水のように出版される本の中から、面白い本を見つけ出したいです。
　多くのハズレをつかまされるのでしょうが。。。