[リストへもどる]
一括表示
タイトル感想>失踪者
記事No1102
投稿日: 2006/07/15(Sat) 17:23
投稿者あっちゃん
書名    失踪者
著者名   折原一
発行年   2001.11
発行所   文藝春秋(文庫)
ISBN  4-16-745103-4
単行本   1998.11

 感想
解けそうで解けないパズル、それが折原のミステリーだ。叙述トリックということはわかっている。怪しい人物、怪しい記述には気づくことができてもそれが謎の解明にまでは至らない。本書では15年という時間をはだてた二つの似ている犯罪の同時進行というかちょっと複雑な構成だったのでより難しかった。