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タイトル感想>本格ミステリ 05
記事No1095
投稿日: 2006/07/15(Sat) 16:25
投稿者あっちゃん
書名   本格ミステリ 05
著者名  本格ミステリ作家クラブ編
発行年  2005.6
発行所  講談社
ISBN 4-06-182435-X

 感想
このシリーズ、一年の遅れで読んでいますが2006年度版こそは
今年中に読みたいものです。
 「大きな森の小さな密室」・・・「ミステリーズ」連載時で問題
編、解決編と2ヵ月間が空いて読んだ時はよくわからなかったが通
して改めて読んで見るとなかなかのテクニックでした。
「黄昏時に鬼たちは」・・・人をくったトリック、しかし見事に決
まっていた。
「騒がしい密室」・・・音の作り出す密室というアイデアがおもし
ろかった。
「覆面」・・・古典的と言えば古典的なトリックだが使い方がユニ
ークだった。
「雲の南」・・・論理のような作品だったが(バカにしている訳で
はない)うならされた。
「二つの鍵」・・・複雑なロジックがよかった。
「光る棺の中の白骨」・・・難攻不落の密室とそのトリック解明、
秀作です。
「敬虔過ぎた狂信者」・・・現実的にはありえそうもない見立て
だが説得力はある。
マンガと評論は省略