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タイトル感想>写楽百面相
記事No1085
投稿日: 2006/07/15(Sat) 13:29
投稿者あっちゃん
書名   写楽百面相
著者   泡坂妻夫
発行年  2005.12
発行所  文藝春秋(文庫)
単行本  新潮社1993.7
ISBN 4-19-737812-4

 感想
たかだか200年ほど前に生きていた人でありながら正体不明の
画家東洲斎写楽、本書は写楽とは誰かという謎を中心にしながら
も寛政期の江戸市民の有様を生き生きと描いている。地味といえ
ば地味な作品だが楽しかった。最後は著者の遊び心というかおも
しろかった。