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タイトル東野圭吾直木賞受賞!
記事No1010
投稿日: 2006/01/17(Tue) 20:00
投稿者kikuchi
とうとう、というか、やっと、というか、いまさら、というか(笑)。
東野圭吾『容疑者Xの献身』が直木賞を受賞しましたね。おめでとうございます。
これだけガチガチの本格トリックミステリが直木賞を獲るというのも
なにか不思議な気もしますが、ミステリファンとしては、『秘密』や『手紙』でなくてこの作品で獲ったことに感慨があります。

タイトルRe: 東野圭吾直木賞受賞!
記事No1011
投稿日: 2006/01/17(Tue) 21:08
投稿者yobata
 遅すぎた、というのが正直なところですが、めでたいですね。
 個人的には「白夜行」の時に受賞しても良かったと思ってます。

タイトルRe: 東野圭吾直木賞受賞!
記事No1012
投稿日: 2006/01/17(Tue) 22:42
投稿者あっちゃん
 まあ最近の直木賞の傾向では何の意外性もありませんけどね。僕がSF好きだった20年ほど前はSFは直木賞は完全にシカトされていました。どんなにSFとして優れた作品であろうとSFというだけで直木賞は取れませんでした。それが今ではミステリー作家がドンドン受賞するほどになっています。まあこれはミステリ¥がどうのというより直木賞が変容したということでしょうね。

タイトル「容疑者X」は本格?
記事No1015
投稿日: 2006/01/27(Fri) 23:40
投稿者yobata
 「容疑者Xの献身」が本格作品かどうかがネット上で議論になっています。二階堂黎人氏のHPの日誌が発端のようです。
 ミステリマガジン3月号には、二階堂黎人、笠井潔両氏が持論を展開しています。興味のある方はどうぞ。
 ただし、「容疑者Xの献身」を読み終えている必要があります。

タイトルRe: 「容疑者X」は本格?
記事No1016
投稿日: 2006/01/29(Sun) 21:54
投稿者kikuchi
 この件については、殊能将之が日記中で言及していた(呆れていた)
のがきっかけで見ていました。恐らく「このミス」の覆面座談会あたり
から引きずっている実作者vs評論家の対立が根底にあって、評判だっ
た「容疑者X」をネタにして二階堂が評論家を挑発したという図式では
ないかと。

 議論と言うよりは喧嘩に近い気がします(笑)。

タイトルRe^2: 「容疑者X」は本格?
記事No1017
投稿日: 2006/01/31(Tue) 02:08
投稿者yobata
 その作品の出来不出来はともかく、自らの本格観を明らかにし、それ
に則った作品を発表し続ける二階堂氏の姿勢を、個人的には評価してい
るんですが。氏のすべての作品を読んでいる訳ではないし、その作品が
氏の本格観に則ったものかどうか検証したわけでもないんですが(汗)

 まあ、確かに東野圭吾氏は迷惑でしょうね...
 
 ミステリマガジン3月号を読んだかぎりでは、「容疑者X...」に関す
る評論は笠井潔氏のものがいちばん真っ当な気がしています。すっかり
騙されて楽しんだ身としては、初心者向けの本格...と斬って捨てられ
るとハズカシイですが(笑)