第1回
サンタクロース(注1)
フィンランド原産(注2)の多年草。学名『セントニコラス』。
12月24日の夜に一斉に種を飛ばすという特徴がある。種はその夜のうちに人間の子供に寄生し、その際、一過性の幻覚症状を引き起こす。大半がそのまま体内に吸収されるが、ごく一部の種が再度フィンランドに戻り根付く。人間の、しかも子供に寄生する理由はまだ分かっていない。
種の形状は”トナカイ”に似ている。トナカイが空を飛ぶのはよく知られており、サンタクロースの種が遠くまで届く(未確認だが日本まで届いたという報告もある)のはこの辺に秘密があると考えられている。
赤と白(注3)の根茎を持ち、その人の形をした根は食用になる。みそをつけて頭からかじると大変美味。但し入手方法を間違うと致死性を持つ。入手の際には黒犬が必需品。(注4)
(注1) | 名前の由来は、空を飛ぶ橇に乗って世界中を飛び回った伝説の超人から。 |
(注2) | 元々の原産国はトルコらしい。 |
(注3) | 以前は色々な色・柄が存在したが、20世紀に入ってから赤と白のツートンカラー以外は絶滅した。 |
(注4) | 同じ特徴を持つ植物にマンドラゴラがあるが、全くの別種である。何故、同じ特徴を持ったのかは謎とされている。 |
・・・急にこんなのをやってみたくなりました。好評でしたら続きます。