ノーマルマフラーの音があまりにもしょぼいので、マフラーを交換しようと思いいろいろと探したが、デビルとレムスは生産中止になってしまい、スーパートラップとレーザーしか無いみたいなので、この際ならワンオフで作ってしまおうということになり、まずはサイレンサー探しからはじめた。運良く10VALVESのメンバーからOVER製のアルミサイレンサーがもらえることになったので、これをスリップオンで装着することにした。

材料 参考価格 備考
サイレンサー \0- ZXR750用OVER製アルミサイレンサー

作成
 埼玉県北本市にあるMECHA TECHNICAというSP忠男のスーパーコンバットを作っている工場にお願いしました。
作成してもらったのは、エキパイとサイレンサーを繋ぐテールパイプの部分をステンレスパイプで、サイレンサーステーをアルミです。
作成費用はテールパイプとサイレンサーステーの合計で\40,000-でした。

インプレッション
 思っていたよりも大きい音がしますが、車検には十分通るぐらいの音量で、いかにもOVERといった音がします。
出力特性は体感では2,500回転前後にあったトルクの谷がほとんど感じられないようになり、中高回転でスムーズに回るようになったような感じがします。
テールパイプを長めにとってもらったので、低速のトルクが犠牲になっていないようです。
あとはキャブセッティングをきちんと出してあげれば、いい感じになると思います。

ノーマルマフラーの音   ワンオフマフラー(アルミサイレンサー)の音
排気音はバイクの後方1mで排気が当たらない位置でMDにて録音しました。

カーボンサイレンサー

さらにOVER製のCB1000SF(BIG-1)用のカーボンサイレンサーをもらったので、装着してみました。

材料 備考
サイレンサー CB1000SF(BIG-1)用OVER製カーボンサイレンサー

装着にあたって、フランジのネジ間距離(75mm)とサイレンサーのネジ間距離(77mm)が2mmほど違ったため、フランジのネジ穴を2mmほど外周方向に長穴加工して、装着しました。パイプ径が60mm以上、3本のネジ間距離が75〜77mm、サイレンサーステーがバンドタイプ、サイレンサー径が110mm程度までのサイレンサーであれば、どんな物でも装着できることが確認できました。径が110mm以上の物だとリアが沈み込んだときに、リアブレーキキャリパーと干渉するおそれがあります。

偽物JMCAプレート付き(偽物じゃなくてCB1000SF用)

インプレッション
 アルミタイプのサイレンサーよりもやや音が大きいです。
音質はアルミサイレンサーよりも低音寄りで歯切れのいい音がして、TRX850にOVERのサイレンサーを装着した時の音に似ています。
これで、ZXR750用、CB1000SF用、CBR900RR用のスリップオンタイプのサイレンサーが取り付け可能になりました。

ノーマルマフラーの音   ワンオフマフラー(カーボンサイレンサー)の音
排気音はバイクの後方1mで排気が当たらない位置でMDにて録音しました。

Mail to Mr.Boo:mr_boo@msj.biglobe.ne.jp