ヘッドライトにハイワッテージバルブを入れたことにより、若干ですがバッテリー消耗の心配が出てきました。そこで、信号待ちなどでギアをニュートラルにしたときにヘッドライトを自動で減光してくれるリレーを取り付けてみました。
ただし、交差点の一番前に停車したときにヘッドライトを消してしまうのは被視認性の観点から危険であるという考えから、交差点の一番前に停車したときには減光しないようにキャンセルスイッチを取り付けました。もちろん、他車の後ろについたときにはヘッドライト位置が高いので、減光しないと大変迷惑になります。オフロードバイクに乗っている方は特にお気をつけ下さい。

材料 参考価格 備考
減光システム \8,500- ル・モンド(なんか怪しいぞ)のデジタルライトコントローラー(車用)
スイッチ \650- 汎用2極トグルスイッチ
電源ケーブル \?- 容量大きめのもの

取付方法

1. まずは減光システムの配線が車用で左右のバルブコネクタの距離が長く、バッテリーへの配線が短いので、これらを適当に配線し直す。
2. シートカウル、サイドカウル、ガソリンタンクをはずす。
3. ヘッドライトからバッテリーまで、フレームに沿ってリレーを取り付ける。
4. バッテリーの+端子にリレーの+端子をつなぎ、純正のヘッドライトコネクタの片方をリレーにつなぎ、アースをとる。
5. ニュートラルランプの配線を探し(大体ギアボックス辺りから出てます。テネレは水色)、サイドブレーキ検出用の配線に繋ぐ。
6. この配線の途中にトグルスイッチを入れ、減光システムを使用/キャンセルできるようにし、適当なところへ取り付ける。
7. シートカウル、サイドカウル、ガソリンタンクを取り付け、各部に干渉しないことを確認する。
ヘッドライト減光システムキャンセルスイッチ
ヘッドライト点灯中 ヘッドライト減光中

インプレッション
PIAAのリレーほどリレーそのものの効果はありませんが、ギアをニュートラルに入れることで自動的にヘッドライトを減光(消灯ではない)してくれるので、テネレの使いにくいライトスイッチを操作しなくても済むようになった。また、消灯ではなく減光ということでバルブにも優しいはずです。ライトの頻繁なオン・オフはバルブの寿命を短くしてしまいます。そうそう、それから常時点灯式のバイクのバッテリーが心配な方にもおすすめです。


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