(1998/10/07)
バイクに続いて、車もユーザー車検を受けてきました。あまり役に立つかどうかわかりませんが、とりあえず手順をおって説明していきます。
車検前にしたこと | ||
1.修理 | 修理というか、車検に通るかどうか不安だったので、爆音マフラーをノーマルマフラーに戻して、ブローオフバルブもノーマルに戻しました。 | |
2.洗車 | 何はなくともまず洗車、特にエンジンルームと下回りをエンジンのオイル漏れのチェックをかねて隅々まできれいに洗いました。これで検査官への印象が良くなったかな? | |
3.自賠責保険 | 次回の車検までをカバー(24ヶ月)する自賠責保険に入る。\27,600- | |
4.車検の予約 | 熊谷陸運局(自動車検査登録事務所)に電話したが、テレホンサービスで自動予約が出来るようになったらしい。そこでユーザー車検の予約をする。受付は1週間前からできます。後はガイドに従ってプッシュボタンを押して行くだけですが、問題が発生。10/07はユーザー車検は空いていない。仕方がないので、今度は所沢陸運局で受けることに変更。ここも、テレホンサービスで予約ができます。受験の種別(新規、継続、記載事項変更、ユーザー車検)、希望日(日にちの2桁、7日の場合は「07」)、希望時間(午前、午後、午前午後を問わない)をガイドに従い入力する。すると予約番号が告げられます。最後に暗証番号を入力するように指示があるので、覚えやすい4桁の数字を入力します。忘れないようにメモをする。これで予約は終了です。 |
検査場へ持っていくもの | ||
1.車 | もちろん車を持っていかなければお話になりません。(^^;; | |
2.自動車検査証(1) | 車検証です。 | |
3.自動車税納税証明書(2) | 車検を受ける前の5月までに納付した自動車税の納税証明書です。 | |
4.自動車損害賠償責任保険書(3) | 自賠責保険の証書です。現在有効の証書と次回の車検までをカバー(24ヶ月)する証書の両方が必要 | |
5.定期点検整備記録簿(4) | 車検前に整備したことを証明する書類。これは無くても検査場近くの販売所で購入できます。車検後の整備でもよくなったので、無くても大丈夫です。 | |
6.印鑑 | 三文判で可。申請用紙に押すためのもの | |
7.A4のバインダー | 書類を持ち歩いたり、検査官が見るときにまとめて渡せるのであると便利 |
検査場へ行く前に予備検査場で予備検査 | |
本番の検査をスムーズに済ませるために予め予備検査を受けておくと良いでしょう。 場所によって違いますが、相場は3000円前後で、サイドスリップ、スピードメーターチェック、ブレーキチェック、光軸チェック等をしてくれます。 |
検査場ですること | ||
1.書類を購入 | 継続検査申請書(5)、自動車重量税納付書(6)、自動車検査票(7)、印紙を申請用紙販売所などで購入する。このときに「継続審査用紙を下さい」と言うとまとめて出してくれます。それから、自動車税納税証明書も出すと自動車検査票に「納税済み」のハンコを押してくれます。 | |
2.書類に記入 | 1で購入した書類に必要事項を記入し、申請用紙にハンコを押す。このとき注意しなければならないのが、自分の住所は現住所ではなく「車検証に記載されている住所」を記入すること。今回はその場で代書してもらいました。 | |
3.受付 | 受付に(1)〜(7)の書類をまとめて出し、予約番号と暗証番号を言う。書類をチェックして返されたら検査ラインに並ぶ。この時事前に駆動方式などにより検査ラインが違う場合があるので、確認しておきましょう。 | |
4.車両の検査 (灯火類) |
いよいよ本番です。検査ラインの手前で、検査官がチェックハンマーを持ってくるので、ボンネットを開け、書類を見せて車台番号のチェックをします。その後、まず前から灯火類のチェックがあります。ヘッドライト(上下)、ウィンカー(左右)。後ろに廻って、ウィンカー(左右)、ブレーキ、ハザード、ホーンとチェックして事前の灯火類のチェックは終了です。チェックハンマーでホイールのネットの緩みをチェックして終わりです。 | |
5.車両の検査 (検査ライン) |
検査ラインでは最初にサイドスリップのチェックですが、これはラインにあわせてハンドルを切らずにまっすぐゆっくり進むだけです。次にスピードメーターのチェックです。ローラーにタイヤを乗せ、1速に入れ40km/hになったらパッシングをするだけです(これは予備車検で事前にどの程度の誤差があるか確認しておきましょう)。次はそのまま、ブレーキのチェックですが、これは指示通りにブレーキを踏んだり離したり、サイドブレーキを引いたり離したりです(この時ブレーキは思い切り強くかけましょう)。次は排気検査ですが、これも簡単です。アイドリング状態でプローブと呼ばれる測定器をマフラーに自分で入れて、結果が出るまでそのまま待つだけです。最後に下回りのチェックです。エンジンを止めて待っていると、下からチェックハンマーで叩く音が聞こえてきます。そのまま待っていると、ハンドル周りのガタツキのチェックがありますが、何もすることはないです。 | |
6.再び受付へ | 検査官にハンコをもらい、受付へ書類を提出すると、新しい車検証とステッカーがもらえます。これでユーザー車検は終了です。 |
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※●は無くても大丈夫です。特に「車検後整備」という方法もよくなったので、定期点検記録簿は無くても大丈夫です。
やっぱりユーザー車検の魅力はこの値段でしょう。約7万円ですから。車屋さんに頼んだらこれじゃ済まない。ユーザー車検代行でも9万円ぐらいかかるでしょう。
ユーザー車検を受けてみた感想
書類をそろえるのが面倒だったので、受付で代書もたのんでしまいましたが、自分で書けばもっと安く済みますね。
ラインに並んでしまえば、検査はあっという間に終わってしまい、「えっ、これで本当にいいの?」という感じ。
こんな簡単なことなら、次回もユーザー車検でいこうと思う。
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