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子供の発育・発達を見守る必要は理解しておられるでしょう。
発育・発達を見るとき大別して運動機能の発達、知的・精神的な理解度を対象とする事が必要となります。
① の運動面では、歩行が可能になるまで、② の知的・精神的な面では集団生活に参加できる条件を満たせられるまでと考えます。
[運動発達についての検診] 歩行までの区切りとして、首の安定、お座り・四つ這ばいが可能、つかまり立ち・立位がとれる、これらの可能性と獲得を物差しとします。
これらの機能が獲得出来ると言う意味でなく、可能性が確認できる時期として 1ヶ月、3 or 4 ヶ月、6 ヶ月、10 ヶ月、12 ヶ月の検診が必要になります。 母子手帳でも標準としてこの月数で設定されています。
乳児検診で必要なことは運動機能の発達・発育度を検査する事であり、これについての助言がされることです。 聴診器での検査、身体の計測はさほど重要ではありません。 身体計測は自宅でも出来ます。 聴診器での診察は風邪等で受診した時でもすまされます。
これらの事が出来るのは小児科医です。 一ヶ月検診を出産した産科医院で産科医に依頼しているのは誤りです。 総合病院で出産された方は経験されていますように。乳児の検診は小児科医が担当しています。
乳児の定期検診では運動発達と知的発達を観察することが重要です。これが欠けた検診では意義は半減します。 乳児の発達を理解する医師の診察を受けてください。
② については、他のページで解説します。
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