子供の病気 | P-077 | 百日咳 | 子供の病気Topへ |
百日も咳は続きませんが、30日以上は咳が続くでしょう。
誕生日を迎えていない乳児には重い病気です。 6ヶ月未満の場合には厳重な小児科医の観察が必要になります。
発病当初は普段に見られる軽いカゼの状況ですが、一週間も過ぎますと咳の持続に保護者は不安を感じ始めるでしょう。
回数も多くなり、咳も息苦しさが判るように変化して行きます。
もっともひどい時期には顔面を紅潮させて、息苦しさもひどくなります。「窒息寸前」と訴える保護者も見受けます。
喘息の時に聞こえる、‘喘鳴’ とは異なりますが ‘うなり声’ の如き息づかいも見られます。
来院時には短時間の平穏状態になるために、診察室でこの様な状況が見られない場合もあります。 自宅で息づかい・咳の様子を録音して聞かせて貰うと診断が容易な場合もあります。 電話で咳とうなり声が伝えられると、診断が容易な場合もあります。
最悪の状況から一時的に好転して、期間も短く・症状も少し軽減した状況がぶり返す場合もあります。
一週間の無症状を確認できるまで、要注意の期間としてください。
予防注射には色々な評価がされていますが、ここでは有効な予防注射として勧めます。
三種混合ワクチンを早期に接種されることを勧めます。
|
|||
← ワイドモニターを使用の時 | 子供の病気Topへ HPトップへ 育児コーナーへ 家庭医学へ 運動発達へ |