子供の病気 | P-068 | 食物アレルギーと食事制限 | 子供の病気Topへ |
アレルギーの原因物質として食品が疑われると成長盛りの子供には大きな問題となります。
食物アレルギーの影響は事実以上に拡声され、怖さが増幅されているようです。
検査結果だけで強い食事制限がされたり、保護者の自己判断で必要以上の制限をされている子供も見受けます。
診察室では血液検査でアレルゲンとなる食品の種類・反応の強さが調べられます。 皮膚をテスト台として検査される場合もあります。
これらの検査結果と食物として摂取した時の反応は、100% 一致するものでもありません。
成長を考えると子供には多種類の栄養が必要です。 疑いだけで制限するマイナスも検討が必要です。
小児科医の指導で少量を摂取させて結果を見る必要もあります。
摂取を控えても症状の重症化が無ければ、栄養を優先して摂取を進める必要もあります。
自己判断で摂取を控えられる時にはこのような検討がなされていません。
食事制限は小児科医と十分な相談をして進めてほしいものです。
厳重な食事制限には、小児科医の中でもより専門分野の小児科医の指導が必要な場合もあります。
より高度の判断が必要か否かも、主治医と話し合う必要があります。
食物アレルギーは軽症化・治癒するのが常です。
怖れの為に必要以上に続けられている場合もあります。 テストとして摂取させる冒険も必要です。
主治医の指導と観察の中での冒険です。
|
|||
← ワイドモニターを使用の時 | 子供の病気Topへ HPトップへ 育児コーナーへ 家庭医学へ 運動発達へ |