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寒い季節になりますと室内に暖房器具が置かれ子供のやけど事故も多くなります。
やけどは常に不注意の結果です。
予防の為の注意はあちこちに見かけますが,子供のやけどは無くなりません。 もう一度,注意を喚起しておきます。
ヤケドの程度として,@皮膚の表面にヤケドが見える, A水泡が出来る、 B広い範囲に水疱、 と分けられます。
A Bについては,外科医の治療が必要になります。
ヤケドをして30分以内なら流水で患部の汚れを落とし,水に浸して冷やしてください。3 0分以内の冷却は効果のある対処法ですが,これを過ぎていても冷却とヤケド部分を保護する注意をされれば,自宅治療で処置できます。
ヤケドに効果があると明記された軟膏を薄く塗布することは構いませんが,効用がっきりしない軟膏は使用しないことです。
水疱が出来た時は受診を勧めますが,すぐに不可能な時は水疱を絶対につぶさない注意をしてください。
水疱が潰れた時は,消毒されたガーゼを当ててづれないように固定して早急に受診してください。
衣服の上から高温のお湯・油等をかぶった場合,とっさに衣服を脱がせるのは危険です。皮膚が衣服に接着していて,皮膚をめくり取る危険があります。 この場合は衣服の上から冷却してください。
B の場合になりますと,外傷としての処置とショックを起こす危険が高くなりますので緊急の受診が必要です。
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