子供の病気 | P-028 | とびひ、膿痂疹 | 子供の病気Topへ |
夏に多い病気ですが、最近は室内の暖房が行き届き冬にも見られます。
発疹・病巣は点状でなく,幅があり、地図状にタダレが広がります。
連鎖球菌、ブドウ球菌の感染により起こります。
小さな傷口にこの細菌が付着して起こります。例えば蚊に刺された箇所を引っ掻いて起こります。
病気の子供の横にいても感染しません。 子供が感染箇所を触った指で自分の皮膚をひっかいくと広がり、横の子供をひっかくと感染します。 接触感染です。
感染した子供の皮膚での拡大、他人への感染を予防するために病気の子供の指はよく洗ってください。
治療は抗生物質軟膏の塗布が必要です。
大きく広がっている時は抗生物質の内服も必要になります。
感染箇所は洗浄と乾燥が必要です。 主治医によく指導を受けてください。
一般的には乾燥がよいので覆ったり、包帯は必要ありません。 昼間は触れないように注意してください。
夜間に痒みでかくことが多くなりますから、就寝時は隠すことも必要でしょう。
保育所・幼稚園の様な集団生活の場合に,全員の手洗いを励行するような配慮をすれば、休ませる必要はありません。
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